1989年夏の甲子園準優勝投手で、早鞆高校を指導する大越基監督が「指先が器用で体が軟らかい。身長や体つきを含め、自分より将来性がある」と評する渕上竜椰投手はドラフト注目の投手!
最速146キロながら、制球力があり、緩急を使ったピッチングは、今後に期待できそうです。
今回は、早鞆高校のドラフト候補・渕上竜椰投手に注目しました。
渕上竜椰投手のプロフィール
渕上竜椰(ふちがみ りゅうや)投手は2002年6月1日生まれ。
福岡県飯塚市出身。
身長180cm、体重85㎏、右投げ右打ち。
渕上竜椰投手は、飯塚市立潤野小学校1年から二瀬スネークで野球を始め、飯塚市立鎮西中学校時代は飯塚ボーイズでプレーし、中学3年生の時に美又王寿投手(現 浦和学院)らとともに全国優勝を達成!
中学卒業後は、早鞆高校に進学し、1年夏からベンチ入り。
1年夏の山口大会は、2回戦の美祢青嶺高校戦に3番手で登板して1回ノーヒット2四死球無失点と好投しましたが、以後は登板なく、準決勝で宇部鴻城高校に敗退しています。
2年春の山口大会決勝の高川学園高校戦では、2番手で登板して3回を1安打1失点に抑えましたが、延長10回サヨナラで敗れています。
2年夏の山口大会は、3回戦の美祢青嶺高校戦に2番手で登板して4回ノーヒット無失点、準々決勝の南陽工業高校戦で5.1回を3安打に抑える好投を見せましたが、相手投手に完封を許し、準々決勝で敗れています。
2年秋の山口大会から先発を務め、2回戦の大津緑洋高校戦では完封(8回)勝利を飾りましたが、準々決勝の高川学園高校戦では完投したものの、9回に2点を奪われ、3対4で惜敗しています。
3年夏の山口代替大会では、2回戦の下関北高校戦に2番手で登板し、9球団のスカウトが視察する中、2回をノーヒット4奪三振無失点に抑える好投を披露!
両チームが静まりかえった。プロ注目の渕上は大量11点のリードを背負った4回に登板し、2回4奪三振の完全投球で試合を締めた。最速は144キロをマークしたが、「コントロールを中心に考えた。良くも悪くもなく、いつも通り」と冷静だった。プロ9球団14人のスカウト陣が視察する中、堂々の投球。
出典 スポーツ報知
続く、3回戦の長門高校戦でも2番手で登板し、2回を1安打無失点に抑えています。
エンゼルス大谷を目指す渕上が、救援で長門をねじ伏せた。5回から2番手で登板。「マウンドに上がる以上、エースとして絶対抑えるつもりで上がっている」という強い気持ちで28球を投じた。
この日はスライダー、カットボール、ツーシームを封印。130キロ台後半の直球を軸に、チェンジアップとカーブだけで長門打線を翻弄(ほんろう)。8強入りを決め、26日宇部工戦へ「150キロを目標にしているので、明日(25日)、(コンディションを)整え、最速を目指す」と意気込んだ。
出典 日刊スポーツ
渕上竜椰投手は、最速146キロの直球にカーブ、チェンジアップ、スライダー、カットボール、ツーシームの多彩な変化球を持つ右腕投手。
渕上竜椰投手のスカウト評
巨人・渡辺スカウト(2020/7/20付)
「思いっきり投げているわりにはコントロールがいい」
最後に
渕上竜椰投手は、プロ一本に進路を絞っているようですね。
制球力があり、意識も高そうなので、ドラフト指名の可能性はあると見ます。
頑張ってほしいですね。