身長172cmと小柄ながら、気持ちの強さと球速以上に伸びのある直球で、鷺宮製作所で抑えを任されている平川裕太投手!
2020年はドラフト解禁となりますが、コロナの影響があるため、アピールできるでしょうか?
今回は、鷺宮製作所のドラフト候補・平川裕太投手に注目してみました。
平川裕太投手のプロフィール
平川裕太(ひらかわ ゆうた)投手は1996年6月8日生まれ。
千葉県船橋市出身。
身長172cm、体重75㎏、右投げ右打ち。
平川裕太投手は、 船橋市立飯山満小学校で野球を始め、船橋市立芝山中学校時代は軟式野球部でプレー。
中学校卒業後は東海大浦安高校に進学。
2年夏の千葉大会は、2回戦の市川南高校戦に2番手で登板して1回ノーヒット無失点、3回戦の稲毛高校戦に3番手で登板して2回1安打無失点と好投しましたが、2番手で登板した4回戦の成田高校戦では打たれ、4回戦で敗退しています。
3年春の千葉大会は、決勝で専大松戸高校に敗れましたが、準優勝で関東大会に出場!
続く、3年春の関東大会では、1回戦で東海大相模高校と対戦し、9回6安打1四死球4奪三振2失点で完投勝利を飾っています。
3年夏の千葉大会は、4回戦の県立船橋高校戦に3番手で登板して3回1安打2四死球2奪三振無失点、5回戦の習志野高校戦に先発して9回6安打3四死球7奪三振1失点完投、準々決勝の流通経大柏高校戦に先発して9回6安打1四死球4奪三振1失点完投と好投しましたが、先発した準決勝の東海大望洋高校戦では、4回7安打4四死球3奪三振6失点と打ち込まれ、5回コールドで敗れています。
平川裕太投手は、高校卒業後は国際武道大学に進学し、1年春からリーグ戦に出場!
3年まではリリーフで登板していましたが、4年になり先発に転向し、4年春は5勝0敗、43奪三振、防御率1.03をマークし、MVP、最多勝、奪三振王、ベストナインに選出され、4年秋も5勝1敗、55奪三振、防御率0.67の成績を残し、MVP、奪三振王、ベストナインを受賞しています。
国際武道大学時代は全国大会には、3年春と4年春の全日本大学野球選手権大会に出場!
3年春の全日本大学野球選手権大会では、初戦の中部大学戦に2番手で登板して3.2回を2安打1四死球3奪三振1失点、準々決勝の九州産業大学戦に3番手で登板して2回を2安打2四死球5奪三振無失点、準決勝の上武大学戦で2番手で登板して1.2回をノーヒット2奪三振無失点、決勝の立教大学戦で6番手で登板して1回ノーヒット無失点に抑え、国際武道大学の準優勝に貢献!
4年春の全日本大学野球選手権大会では、2回戦の立命館大学戦に先発して9回2安打2四死球11奪三振完封、準決勝の九州産業大学戦で延長10回9安打2四死球8奪三振3失点完投と好投しています。(決勝は平川裕太投手は登板せず敗退)
大学卒業後、平川裕太投手は鷺宮製作所に入社し、1年目からリリーフで公式戦に出場!
社会人1年目の都市対抗野球大会では、3回戦のJFE西日本戦で3番手で登板し、2回6安打3四死球4奪三振5失点と打ち込まれ、苦い全国デビューとなっています。
しかし、1年目の日本選手権では、初戦のシティライト岡山戦に3番手で登板し、2回を2安打3奪三振無失点に抑える好投を見せ、鷺宮製作所の9回サヨナラ勝ちに貢献しています。
開幕戦は鷺宮製作所(東京)がサヨナラで制した。シティライト岡山に食い下がられたが、同点の9回2死二塁、遊撃悪送球で決着した。
来年、ドラフト解禁になる平川裕太投手(23)が8回途中のピンチから登板。同点どまりまでに抑え、サヨナラ勝ちを演出した。東海大浦安、国際武道大を経て入社1年目。172センチと小柄ながら、切れ味鋭い直球が持ち味の右腕だ。
「大卒の同期が結構、プロで活躍していたので刺激になっています。もしプロに入れた時に彼らと差がついていないように、まだまだ成長したい」と語った。
出典 日刊スポーツ
平川裕太投手は、最速151キロの直球にスライダー、シンカー 、スプリット、カーブを織り交ぜる小柄な右腕投手。
気持ちの強い投手なので、中継ぎ投手として需要がありそうです。
平川裕太投手の動画はコチラ
最後に
新型コロナの影響もあり、実戦でアピールすることが厳しい今シーズンですが、気持ちが強く、社会人で抑えを経験していることから、ドラフトで指名される可能性はあると思います。
頑張ってほしいですね。