強肩強打の高校生捕手として、ドラフトで注目されているのが関東一高の石橋康太選手!
同じ高校生捕手として注目されている早実の野村大樹選手をかなり意識しているようです。
今回は、関東一高の石橋康太選手に注目してみました。
石橋康太選手のプロフィール
石橋康太(いしばし こうた)選手は、 2000年12月7日生まれの17歳。
千葉県四街道市出身。
身長180cm、体重85㎏、右投げ右打ち。
幼稚園の時に体操をしていた石橋康太選手は、父親や兄が野球をやっていたこともあり、小学校2年生の時に四街道ブルースターズで野球を始め、小学校6年生の時に千葉ロッテジュニアに選出された経験があります。
四街道西中学校時代は千葉市リトルシニアでプレーしていますが、野球と並行して、水泳も中学校2年ごろまで行っていたそうです。
中学校卒業後は、関東一高に進学し、1年春からベンチ入り。
1年夏の甲子園大会では、初戦の広島新庄高校戦に5番ファーストで先発出場し、堀瑞輝(現 日本ハム)から3打数2安打1打点をマークしています。
1年秋には正捕手として試合に出場していましたが、12月に左ヒザ半月板を損傷し、手術したため、5か月ほどの長期離脱を強いられることになります。
長期離脱から復帰した2年夏の東東京大会では、4回戦の堀越高校戦で満塁ホームランを含む4打数2安打6打点の活躍!
石橋康太選手は、その後も5回戦の小山台高校戦、準々決勝の共栄学園高校戦、準決勝の二松学舎大付属高校戦でもホームランを放ち、4試合連続本塁打の記録を残しています。
左ヒザ半月板の手術の影響で、ファーストを守ることが多かった石橋康太選手ですが、2年秋の東京大会から捕手として出場し始め、1回戦の専大付属高校戦に勝利しますが、2回戦の早実高校に敗退。
3年春の東京大会では準々決勝で、再び早実高校に敗れています。
そして、最後の甲子園出場に挑んだ3年夏の東東京大会では、準決勝で二松学舎大付属高校に敗れ、甲子園出場を果たせませんでした。
石橋康太選手は、高校通算57本塁打という強打に、遠投115m、二塁送球1.8秒台の強肩を併せ持つドラフト注目の捕手!
高校生捕手としては、早実高校の野村大樹選手が有名ですが、こちらも負けていません!
石橋康太選手の動画はコチラ
石橋康太選手のスカウト評
広島・苑田スカウト統括部長(7/14付)
「捕ってからが速い。コントロールも良い」
阪神・平塚スカウト(7/21付)
「スイングに無駄がない。体格もいいし、捕手は貴重な存在」
巨人・青木スカウト(7/21付)
「捕手としての総合力が高い。送球の正確性も練習試合のときより良くなっている」
中日・中田スカウトディレクター(7/21付)
「文句なし。大学と社会人を含めて今年の捕手ではナンバーワンの素質。昨年の中村奨成(広陵高→広島)にもひけを取らないポテンシャル」
最後に
父親も兄も捕手をしていたという石橋康太選手は、野村克也さんや古田敦也さんの本で配球を勉強しているそうです。
意識の高さが窺えますね。
ドラフトでは、中位あたりで指名されるのではないでしょうか。
【追記】
石橋康太選手は、中日にドラフト4位で指名されました。
注目ポイント
強肩、強打が魅力のバランスのとれた捕手
石橋康太選手は、11月11日、東京都内で入団交渉し、契約金4000万円、年俸600万円(金額は推定)で仮契約しています。
また、12月8日、中日ドラゴンズは名古屋市中区のホテルで新入団選手発表を行いました。
石橋康太選手(背番号58)の質疑応答
Q石橋選手、非常に晴れやかな表情に見えますが、今ユニホームを着ての心境はいかがですか
Aこうして中日ドラゴンズさんのユニホームを着て本当にプロ野球選手の一員になったということで、本当にこれから一層やってやるぞという気持ちがすごく出てきています
Q石橋選手の自分の感じている一番のセールスポイントは何でしょうか
Aセールスポイントは、盗塁を刺す能力はまた別として、肩の強さと元気というものは自分のセールスポイントだと思ってるので、まず元気でチームを盛り上げて高校生らしく盛り上げていけたらいいなと思います
Q石橋選手にとって勝てるキャッチャーというのはどんなキャッチャーとイメージしていますか
Aやはりキャッチャーは自分勝手になったらだめだと思うので、ピッチャーの良いところであったり、ピッチャーが調子良い時に勝てるのは当たり前だと思うので、ピッチャーがなかなか調子が上がらないときに自分が良さを引き出してあげたり、相手バッターに対することもそうですけど自分が自分がにならずに、ピッチャーが気持ちよく投げさせてあげられるように先ずはしていきたいなと思います
Q将来にわたってどんなプロ野球選手になりたいですか
Aプロ野球選手となったら結果を残すのが第一だと思うんですけど、自分は結果を残すだけのプロ野球選手だけではなくて、子供たちとか社会一般的に目標とされるような人間性に溢れるようなことを高校生活で学んだので、その人間性という面で一番プロ野球選手の中でもできるようにしていきたいなと思います
出典 中日ドラゴンズ