16歳の時にブラジルから留学生として来日した日系ブラジル3世の伊藤ヴィットル選手!
2018年秋に行われた日本選手権では、2番ショートで活躍し、一躍ドラフト候補に浮上してきました。
今回は、日本生命の伊藤ヴィットル選手に注目しました。
伊藤ヴィットル選手のプロフィール
伊藤ヴィットル選手は、1995年2月16日生まれの24歳。
ブラジル・サンパウロ州出身。
身長177cm、体重70㎏、右投げ左打ち。
伊藤ヴィットル選手は、本庄一高で活躍した伊藤ディエゴ投手の弟で、カントリーキッズ中学から、兄と同じ本庄一高に入学しました。
本庄一高では1年からベンチ入り。
1年夏の埼玉大会では、3番ショートで出場して、5回戦の鷲宮高校戦以外は、準々決勝の浦和実業高校戦までヒットを放ちましたが、準決勝の春日部共栄高校戦では2失策し、ヒットも打つことができずに敗退しています。
2年夏の埼玉大会では、3番ショートで出場し、初戦の大宮光陵高校戦で3打数1安打を記録しましたが、3回戦の熊谷商業高校戦で3打数ノーヒットに終わり、試合も7回コールドで敗れています。
3年夏の埼玉大会は、初戦の浦和高校戦で3打数2安打、3回戦の春日部工業高校戦で5打数1安打1打点、4回戦の鷲宮高校戦で3打数2安打、5回戦の武南高校戦で3打数2安打2打点と活躍しましたが、準々決勝の市立川口高校戦では5打数ノーヒットと結果を残すことができず、試合も8回裏に逆転を許し、3対4で敗れています。
伊藤ヴィットル選手は、高校卒業後は共栄大学に進み、1年春からリーグ戦に出場!
1年秋のリーグ戦では、43打数11安打、打率.256の成績を残し、最優秀新人に輝いています。
また、3年春のリーグ戦では、44打数12安打、打率.273、盗塁9をマークし、最多盗塁のタイトルを獲得!
そして、4年春のリーグ戦では、45打数13安打、打率.289の成績を残し、共栄大学の優勝に貢献し、MVPを受賞!
全国大会には、3年春と4年春の全日本大学野球選手権に出場!
3年春の全日本大学野球選手権では、3番ショートで、2回戦の中央学院大学戦に出場し、4打数1安打1三振。(試合は1対6で敗戦)
4年春の全日本大学野球選手権では、3番ショートで、1回戦の石巻専修大学戦に出場し、4打数1安打の成績を残しています。(試合は1対6で敗戦)
また、大学時代には、WBC予選のブラジル代表入りも果たしています。
伊藤ヴィットル選手は、大学卒業後は日本生命に入社し、1年目から公式戦に出場!
社会人1年目の2018年の日本選手権大会では、2番ショートで出場し、初戦の明治安田生命戦で4打数2安打、2回戦のNTT西日本戦で4打数3安打四死球、準々決勝のJFE西日本戦で3打数2安打と活躍し、日本生命のベスト8入りに貢献しています。
伊藤ヴィットル選手は、身体能力の高い日系ブラジル3世!
セーフティーバントで内野安打を記録する俊足、強肩など魅力たっぷりの選手です。
伊藤ヴィットル選手の動画はコチラ
最後に
身体能力の高さがウリの伊藤ヴィットル選手ですが、都市対抗野球や日本選手権で再び活躍すると、評価が上昇しそうです。
頑張ってほしいですね。