高校通算40本塁打の長打力に加え、身のこなしが柔らかいと評される大型のショートとして、注目されていた駿河総合高校の紅林弘太郎選手が、プロ野球志望届を提出しましたね。
紅林弘太郎選手は、残念ながら、3年夏の静岡大会決勝で敗れ、甲子園に出場できませんでしたが、スケールの大きなショートとして、プロ野球志望届を提出すれば、ドラフト指名は確実な逸材!
今回は、駿河総合高校の紅林弘太郎選手に注目しました。
紅林弘太郎選手のプロフィール
紅林弘太郎(くればやし こうたろう)選手は静岡県藤枝市出身。
身長186cm、体重81㎏、右投げ右打ち。
紅林弘太郎選手は、小学校2年から青島ホークスで野球を始め、投手と捕手としてプレー。
藤枝市立青島中学校では軟式野球部でプレーし、駿河総合高校に入学。
駿河総合高校では1年からベンチ入りをし、1年夏の静岡大会初戦の小笠高校戦では5番ショートで出場し、4打数1安打1打点を記録しましたが、試合は4対7で敗れています。
2年夏の静岡大会は、1回戦の浜松工業高校戦に4番ショートで出場して4打数1安打1打点をマークしましたが、試合は9回に決勝点を奪われ、3対4で敗れています。
2年秋の静岡大会中部地区予選では、3回戦の島田商業高校戦、準々決勝の静岡商業高校戦、準決勝の清水東高校戦で3試合連続本塁打をマークし、決勝の清水桜が丘高校戦でも2安打を放つ活躍を見せました。
しかし、続く静岡大会初戦の御殿場西高校戦は1対7で敗れています。
3年4月にはU-18日本代表候補に選出され、U-18日本代表候補合宿に参加!
3年夏の静岡大会は、3番ショートで出場し、初戦の熱海高校戦では、プロ5球団のスカウトが視察する中、3安打1打点の活躍!
続く、4回戦の三島南高校戦では4打数1安打1四死球1打点、準々決勝の静岡商業高校戦で高田琢登投手らを相手に4打数1安打1四死球、準決勝の島田商業高校戦で2打数ノーヒット3四死球1盗塁と結果を残しましたが、決勝の静岡高校戦では4打数ノーヒットに終わり、試合も2対3で惜敗し、甲子園出場を逃しています。
紅林弘太郎選手は、高校通算40本塁打、遠投100m、50m走6秒2の強肩強打の守備力の高いショート。
地肩が強く、スローイングが安定した守備に加え、打撃も成長しているようです。
「(昨年)秋に結果が出始めて、シーズン後にプロを意識しました。自分のプレーをしっかりして、チームを夏の甲子園に導くことが大事。その上で本塁打50本を打てたら」
中部を制した昨秋公式戦で4本塁打を記録した。それ以上に目立ったのが守備力。大型選手でありながら身のこなしが柔らかく、一歩目の速さを武器に三遊間の打球処理も地肩の強さで難なくアウトにする。好きじゃなかったダイビングキャッチにも「体がデカいから飛び込めば捕れる。今は大事だと思っています」とはにかんだ。
出典 スポニチ
紅林弘太郎選手の動画はコチラ
紅林弘太郎選手のスカウト評
プロの担当スカウト(2019/3/7付)
「ドラフト指名は間違いない」
中日・清水昭信スカウト(2019/4/30付)
「打撃はまだまだ伸びると思う。今後も調査していきたい」
広島・松本有史スカウト(2019/4/30付)
「今日はあまり打てなかったが、柔らかいバットコントロールができている」
中日・米村スカウト(2019/7/21付)
「最後にいいものを見せてもらった」
中日・近藤真市スカウト(2019/7/30付)
「肩が強く、バランスが非常に良い。高校生では上位レベルであることは間違いない」
最後に
守備力の高い大型ショートとして、スカウトの間でも評判になっていた紅林弘太郎選手!
U-18高校日本代表第1次候補合宿では、星稜高校の奥川恭伸投手から二塁打を放つなど、成長したところを見せました。
大型ショートでありながら身のこなしが柔らかいので、ドラフトでは上位指名になるのではないでしょうか。