浦和実業高校の豆田泰志投手は、小柄ながらスピンのきいた質の良い直球を投げるドラフト注目の投手!
日本ハムの吉田輝星投手に似た投球フォームから最速146キロの直球をマークします。
今回は、浦和実業高校のドラフト候補・豆田泰志投手に注目しました。
豆田泰志投手のプロフィール
豆田泰志(まめだ たいし)投手は2003年1月15日生まれ。
埼玉県越谷市出身。
身長175cm、体重75㎏、右投げ右打ち。
豆田泰志投手は、越谷市立千間台中学校時代は軟式野球部に所属し、軟式では東日本最速といわれる134キロの速球を投げる投手として注目され、中学校3年生の時には埼玉スーパースターズ(KB埼玉県選抜チーム)に選出されています。
豆田泰志投手は、中学校卒業後は浦和実業高校に進学し、1年からベンチ入り。
1年秋の埼玉大会準決勝の春日部共栄高校戦では、先発して5回無失点と好投しましたが、試合は延長12回サヨナラで敗れています。
2年春の埼玉大会では、決勝で春日部共栄高校に9回サヨナラで敗れましたが、準優勝で関東大会に出場!
続く、2年春の関東大会では、2回戦の山梨学院高校戦で先発して6回1安打5四死球11奪三振2失点と好投し、準々決勝の東海大相模でも、先発して5回5安打1四死球3奪三振3失点と試合を作りましたが、相手投手陣に1点に抑えられ、8回コールドで敗れています。
2年夏の埼玉大会は、2回戦の本庄高校戦で先発して2回ノーヒット無失点、3回戦の浦和高校戦で先発して4回 2安打4四死球6奪三振無失点、4回戦の浦和学院高校戦で9回2安打7四死球8奪三振完封!
172センチ、72キロの小さな剛腕が県営大宮のマウンドに仁王立ちだ。浦和実の先発豆田が気迫を前面に出して浦和学院打線をわずか2安打に抑えた。138球の完封劇に、2年生右腕は「試合前は抑えられるイメージがなかったけれど、思っていたよりも抑えられた。やっと終わった」。重圧から解放され、マウンド上の表情とは違い、初々しい笑みを浮かべた。
3回戦で自己最速の143キロを記録した自慢の直球でねじ伏せた。昨夏の甲子園8強のメンバーが中軸に残る浦和学院打線に「逃げずに思い切りいく」と強気の内角攻め。死球4が攻めた証しだ。一歩も引かずに、8奪三振。芯で捉えられた当たりはほとんどなかった。
出典 埼玉新聞
続く、5回戦の市立川越高校戦で2番手で登板して3回ノーヒット1四死球3奪三振無失点と好投しましたが、5回戦で惜敗しています。
2年秋の埼玉大会は、初戦で西武台高校に完封され、敗退しています。
2020年7月に行われた武蔵越生高校との練習試合では、スカウトが視察する中、5回4安打無四球5奪三振無失点に抑えるピッチングを披露しています。
豆田泰志投手は、スピンの効いた最速146キロの直球に、スライダー、カーブなどの変化球を持つ本格派右腕投手。
強気に内角を攻めるピッチングは魅力です。
豆田泰志投手の動画はコチラ
豆田泰志投手のスカウト評
中日・正津スカウト(2019/5/30付)
「ボールに力を伝えるのがうまい。タイプ的には吉田輝星(日本ハム)」
中日の正津スカウト(2020/7/13付)
「直球のキレもある。いい投手なのは間違いない」
最後に
豆田泰志投手は質の良いストレートを投げる好投手ですが、現状ではドラフト上位候補という感じではありません。
ただし、質の良いストレートと内角を強気に攻めることができるので、本人がプロ志望ならば、ドラフトで指名される可能性は高いと見ます。
頑張ってほしいですね。