中日から2020年ドラフトで6位に指名された三好大倫選手は、三本松高校時代に二刀流選手として活躍していた外野手!
JFE西日本入社後3年目に野手に転向しましたが、その身体能力に中日が注目したということでしょう。
今回は、2020年ドラフトで中日から6位に指名された三好大倫選手について調べてみました。
三好大倫選手のプロフィール
三好大倫(みよし ひろのり)選手は1997年9月28日生まれ。
香川県東かがわ市出身。
身長179cm、体重82㎏、左投げ左打ち。
三好大倫選手は、小学校2年から白鳥ジュニアファイターズで野球を始め、東かがわ市立白鳥中学校時代は軟式野球部でプレー。
中学卒業後は三本松高校に進学。
2年夏の香川大会は1番センターで出場し、初戦の坂出高校戦で4打数2安打と活躍しましたが、3回戦の坂出商業高校戦では3打数ノーヒットに終わり、試合も8回コールドで敗れています。
2年秋の新チームからはエースで4番の重責を担い、3年春には最速144キロをマーク!
3年夏の香川大会は、初戦の香川中央高校戦で4.1回を8安打6失点、4番打者として3打数ノーヒット1打点、3回戦の藤井学園寒川高校戦で6.2回を6安打2失点、打者として2打数1安打の成績を残しましたが、リリーフした投手が9回に4点を失い、逆転負けを喫しています。
高校卒業後、三好大倫選手はJFE西日本に投手として入社し、1年目から公式戦に出場。
しかし、投手としては結果を残せなかったため、3年目に野手に転向!
ここまでの道のりは険しかった。三本松高卒業後の2016年4月、投手としてJFE西日本硬式野球部に入部し、1年目は投手と野手の二刀流で、2、3年目は投手一本で勝負したが、なかなか結果が出ない。社会人選手とプレーする環境で壁にぶつかった。
「このままだとクビになるかもしれない」。考え抜いた末に出した決断は「野手への転向」だった。野手メインでプレーするのは高校1年時以来で、長いブランクを埋めるには「がむしゃらに練習するしかなかった」。
「チームで人一倍バットを振る」―。同じ左打ちの近本(阪神)を参考にしながら、打撃フォームは毎日のように試行錯誤を繰り返した。
出典 四国新聞社
社会人4年目の2019年は、都市対抗野球大会2回戦の日本製鉄広畑戦に8番ライトで出場して2打数ノーヒット1四死球、準々決勝の東芝戦に途中から出場して1死球で出塁しています。
また、2019年の日本選手権では、初戦の日本製鉄鹿島戦に2番ライトで出場し、4打数1安打の成績を残しています。
2020年は、都市対抗野球大会中国地区2次予選の三菱重工広島戦に6番ライトで出場し、3打数1安打1四死球の成績をマークしています。
三好大倫選手は、50m走5秒8の足、高校時代に最速144キロを記録した肩、高校通算26本塁打の長打力を持つ身体能力の高い外野手。
三好大倫選手の動画はコチラ
三好大倫選手のスカウト評
中日・野本スカウト(2020/11/10付)
「初球から振れる積極性が持ち味。即戦力として考えている。伸びしろも感じている。野手に転向して2年で社会人でやっていけるというのは簡単なことではない」
最後に
正直、即戦力の外野手としては厳しいように感じます。
ただし、三好大倫選手には50m走5秒8という武器があるので、頑張ってほしいですね。