体は大きくないものの、リリーフタイプの右腕として、2019年ドラフト候補として注目されているのが近畿大学の村西良太投手!
村西良太は鋭い腕の振りから最速152キロをマークするスリークォーター右腕です。
今回は、近畿大学の村西良太投手に注目しました。
村西良太投手のプロフィール
村西良太(むらにし りょうた)投手は、1997年6月6日生まれの21歳。
兵庫県淡路市出身。
身長174cm、体重72㎏、右投げ左打ち。
村西良太投手は、淡路市立佐野小学校3年生の時に佐野ドルフィンズで野球を始め、淡路市立津名中学校では硬式のアイランドホークスに所属していました。
中学校卒業後、村西良太投手は津名高校に進学し、1年秋からベンチ入り。
2年夏の兵庫大会では、3回戦の浜坂高校戦に2番手で登板して4回2安打無失点と好投しましたが、先発した5回戦の明石商業高校戦では2回3安打1失点で降板し、試合も松本航投手に1点で抑えられ、敗退しています。
2年秋の兵庫大会は、神戸国際大付属高校に準決勝で敗れましたが、3位決定戦で滝川第二高校に競り勝ち、兵庫3位で近畿大会に出場!
しかし、近畿大会初戦で箕島高校と対戦し、村西良太は2番手で6.2回を5安打1失点と好投しましたが、試合は5対6で惜敗しています。
3年夏の兵庫大会は、5回戦の尼崎工業高校戦で先発して3回2安打2失点の成績を残しましたが、準々決勝で神戸国際大付属高校に敗れ、甲子園出場を逃しています。(村西良太投手は登板せず)
高校卒業後は、近畿大学に進学し、1年秋からリーグ戦に出場!
3年秋、開幕カードの同志社大学との1回戦で2番手で登板し、4回1安打1四死球3奪三振無失点でリーグ戦初勝利を達成!
その後、京都大学との2回戦でもリリーフで登板し、2勝目を挙げ、3年秋のシーズンは10試合に登板して、24.1回を16被安打、7四死球、30奪三振、防御率2.22をマーク!
村西良太投手は、全国大会は3年秋の明治神宮野球大会に出場!
3年秋の明治神宮野球大会1回戦の筑波大学戦では2番手で登板して、2回3安打2四死球2奪三振1失点、準決勝の環太平洋大学戦では3番手で登板して、2回1安打3四死球3奪三振2失点。
村西良太投手は、最速152キロの速球にスライダー、カーブ、スピリットを織り交ぜる小柄なサイドハンドに近いスリークォーター投手。
緩急も使いますが、コントロールが課題です。
村西良太投手の動画はコチラ
村西良太投手のスカウト評
巨人・長谷川スカウト部長(2019/4/7付)
「直球のキレはいいものがある」
日本ハム・大渕スカウト部長(2019/4/7付)
「右打者の内角に強い球を投げられる」
ロッテ・下敷領スカウト(2019/4/9付)
「サイドから力強い球を投げる」
阪神・和田豊TA(2019/4/27付)
「左の内角に決まるストレートが素晴らしかった。変化球をよりコントロールできればおもしろい」
最後に
村西良太投手は155キロを目指しているようですが、制球の不安がある投手です。
この課題が修正されてこないと、ドラフト候補としては厳しいかも知れませんね。
頑張ってほしいと思います。