横浜DeNAベイスターズの戦力外通告者が発表されました。
かねてから噂になっていた須田幸太投手、荒波翔外野手、田中浩康内野手に加え、白根尚貴外野手、福地元春投手、野川拓斗投手、育成選手の亀井塔生捕手、網谷圭将内野手、武白志(山本武白志)内野手が戦力外通告を受けたようです。
育成選手の場合は、契約期間が3年となるため、再契約の可能性が残されていますが、亀井塔生捕手、網谷圭将内野手、武白志(山本武白志)内野手は再契約してもらえるのでしょうか?
今回は、横浜DeNAベイスターズから戦力外通告を受けた武白志(山本武白志)内野手に注目してみました。
武白志(山本武白志)内野手のプロフィール
武白志(むさし)内野手は、1998年2月17日生まれの20歳。
神奈川県横浜市出身。
身長188cm、体重95kg、右投げ右打ち。
本名は山本武白志。
背番号は101番。
巨人とロッテで活躍し、ロッテで監督を務めた山本功児氏の長男として生まれた武白志(山本武白志)内野手は、小学校3年から「元石川サンダーボルト」で野球を始め、横浜市立山内中学校の時は「都筑ジャイアンツボーイズ」に所属し、中学3年生の時には関東選抜、NOMOジャパンに選出されています。
九州国際大付属高校では、1年秋からレギュラーとなり、2年夏の甲子園大会では6番サードで1回戦の東海大四高戦に出場していますが、4打数ノーヒットに終わり、チームも1対6で敗れています。
3年夏の甲子園大会では4番サードで出場し、2回戦の大阪偕星学園高校戦で2打席連続本塁打、3回戦の作新学院高校戦でも本塁打を放ち、九州国際大付属高校のベスト8入りに貢献しました。
長打の打てる内野手として注目され、2015年プロ野球育成ドラフトで2巡目指名を受け入団。
2016年はファームで60試合に出場しましたが、91打数13安打5打点、打率.143しか残せず、2017年は更に試合数が減り、31試合で3安打、打率.143に終わっていました。
そして、2018年は51試合に出場し、94打数20安打1本塁打8打点、打率.213の成績をファームで残していました。
武白志(山本武白志)内野手の3年間のファームでの出場試合数を見ると、あまり多くないので、これで戦力外通告だとかわいそうな感じがしますね。
最後に
武白志(山本武白志)内野手は、打撃がウリの選手なんですが、守備や走塁で秀でたものがないため、育成選手として入団しました。
甲子園で3発ホームランを打ったことや2世選手であることが過剰に評価され、実力よりも名前が先行していた選手といえるかも知れません。
ただし、あの長打力はやはり魅力があります。
横浜DeNAベイスターズで再契約してほしいですね。
【追記】
武白志(山本武白志)内野手が現役引退を決めたと、日刊スポーツが報じています。
「これが現実。もう野球はやりません。社会人野球も考えたけど、中途半端な気持ちでやるのは失礼」
出典 日刊スポーツ
武白志(山本武白志)内野手は、まだ若いですし、いくらでもやり直しができると思います。
次のステージで頑張ってほしいですね。