立教大学の中川颯投手は、桐光学園高校時代から二刀流のサブマリンとして注目されていました。

 

高校通算26本塁打を放つ強打のイメージがあったので、大学では野手に専念するものと思っていましたが、選択したのは投手の方でしたね。

 

大学2年時には、侍ジャパン大学代表に選出されるなど、投手としての実績を積み上げてきましたが、ドラフト上位候補といえば微妙なところでしょう。

 

今回は、立教大学のサブマリン・中川颯投手に注目しました。

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中川颯投手のプロフィール

中川颯(なかがわはやて)投手は1998年10月10日生まれ。

 

神奈川県横浜市出身。

 

身長184cm、体重80㎏、右投げ左打ち。

 

中川颯投手は、横浜市立小雀小学校1年の時に小雀少年野球部で野球を始め、横浜市立大正中学校時代は横浜泉シニアでショート兼投手としてプレー。

 

中学校1年から渡辺俊介投手(元ロッテ)を参考に、横浜商業で4番を務めていた父親とアンダースローに取り組み、3年間で実戦レベルまで引き上げたそうです。

 

中学卒業後は桐光学園高校に進学し、1年からベンチ入り。

 

1年夏の神奈川大会では、3回戦の有馬高校戦で3番手で登板して2回ノーヒット2奪三振無失点、4回戦の神奈川工業高校戦で2番手で登板して2.2回を3安打1四死球1失点、5回戦の慶応高校戦で2番手で登板して9回11安打1四死球5奪三振1失点と好投しましたが、2番手で登板した準々決勝の横浜隼人高校戦では7回10安打1四死球3奪三振4失点と打たれ、準々決勝で敗退しています。

 

1年秋の関東大会では、初戦の浦和学院高校戦に4番投手で出場し、打者として3打数1安打、投手として4.2回を3安打1失点に抑えましたが、相手投手に完封を許し、初戦で敗れています。

 

2年夏の神奈川大会は、5番あるいは6番の投手兼ファーストで起用され、初戦の関東学院高校戦で4打数ノーヒット1四死球1打点、3回戦の湘南台高校戦で2打数ノーヒット1打点、2番手投手として1回2安打無失点、4回戦の横須賀総合高校戦で2打数2安打1四死球1打点、3番手投手として1.2回をノーヒット3奪三振無失点、5回戦の戸塚高校戦で4打数2安打2打点、先発投手として7回12安打1四死球3奪三振4失点、準々決勝の慶応高校戦で2打数ノーヒット2四死球、準決勝の横浜高校戦で3打数2安打1四死球、2番手投手として5回6安打2奪三振2失点と活躍しましたが、準決勝は接戦の末、惜敗しています。

 

3年春の神奈川大会では4本の本塁打を放ち、プロから注目されるようになると、3年夏の神奈川大会では、初戦の湘南学院高校戦で完封、3回戦の厚木北高校戦でも2番手で6回1安打2四死球5奪三振無失点と投手としても好投を披露!

 

続く、4回戦の横浜創学館高校戦では2番手で登板して8.2回を11安打8四死球3奪三振6失点と崩れましたが、3番手で登板した5回戦の湘南高校戦では1.1回をノーヒット無失点、2番手で登板した準々決勝の藤沢翔陵高校戦で7回4安打2四死球3奪三振無失点に抑えています。

 

しかし、準々決勝の横浜高校戦では、4番打者として初回にスリーラン、最終回にも三塁打を放つ活躍を見せたものの、2番手で登板した投手としては7回7安打2四死球3奪三振3失点と打たれ、甲子園出場は果たせませんでした。

 

中川颯投手は、高校卒業後は立教大学に進学し、1年春からリーグ戦に登板!

 

1年春の早稲田大学との2回戦に2番手で登板し、4回5安打3四死球6奪三振3失点に抑え、リーグ戦初勝利を達成!

 

1年春は守護神として、立教大学の35季ぶりのリーグ戦優勝に貢献!

 

また、1年春に出場した全日本大学野球選手権大会では、準々決勝の天理大学戦で2番手で登板して6回4安打1四死球4奪三振無失点、準決勝の東海大北海道キャンパス戦でも2番手で登板して1.1回をノーヒット2奪三振無失点、決勝の国際武道大学戦でも2番手で登板し、4.2回を2安打3奪三振無失点に抑え、立教大学の優勝の立役者となるとともに、最優秀投手賞を受賞しています。

 

1年春のリーグ戦と全日本大学野球選手権大会で活躍した中川颯投手でしたが、その後は相手チームから研究されたことで、1年秋のリーグ戦では防御率4.35と結果を残すことができず、2年春のリーグ戦でも防御率6.17と苦しむことになります。

 

不振にあえいでいた中川颯投手でしたが、志願登板した慶応大学との2回戦で、先発して6回4安打2奪三振1失点に抑えたことで、きっかけをつかみ、2年秋のリーグ戦では7試合に登板して、23.2回で3勝0敗、20被安打、3四死球、12奪三振、防御率3.04の好成績をマークしています。

考えるあまりにどこかで弱気になっていた。調子が落ち込む中で「どうやったら抑えられるだろう」ではなく、無意識に「どうやったら打たれないか」とどこか弱気な考えで投球していた。「今思えば自分の投球の中でも置きにいっていた部分があった」と当時を振り返る。結局一番足りなかったものは技術ではない。怖いもの知らずの1年次に持っていた“相手を本気で迎えうつ気持ち”だった。
転機となったのは「自分が抑えてチームの流れを変えたい」と志願登板した慶大との2回戦。先発として初めてマウンドへ上がった。「やってやろう!」と細かいことは気にしない。ミットをめがけて思いっきり腕を振った。結果は6イニングを投げ、1失点。不穏な空気が漂う中でチームの勝利を手繰り寄せた。「あの時に自分の中で何かが吹っ切れた」その後も先発した明大1回戦で7回1失点の好投を見せる。徐々に本来の投球を取り戻していった。

出典 立教スポーツ

 

3年春は、8試合に登板して1勝2敗、防御率3.38の成績を残し、3年秋は8試合に登板して1勝1敗、防御率2.45の実績を残しています。

 

田中誠也投手や手塚周投手が卒業した4年春からは、先発に転向し、立教大学のエースとして、活躍することが期待されています。

 

 

中川颯投手は、打者の手元で浮き上がる最速136キロの直球にシンカー、シュート、カーブ、チェンジアップを織り交ぜる長身サブマリン。

 

中川颯投手の動画はコチラ

中川颯投手のスカウト評

ロッテ・高橋スカウト(2016/7/2付)
「渡辺俊介のように下からの変化球と制球はいい」

最後に

中川颯投手の特徴といえば、希少価値のアンダースローであることです。

 

おそらく、ドラフトが近づけば、評価が上がってくることでしょう。

 

頑張ってほしいですね。

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