「走攻守に優れた福岡のドラフト候補」といわれているのが、西日本短大付属高校の中村宜聖選手です。
高校通算本塁打は15本ながら、半分の8本は今春から打ったものです。
今回は、新庄2世こと中村宜聖選手に注目しました。
中村宜聖選手のプロフィール
出典 https://article.auone.jp/
中村宜聖(なかむら たかまさ)選手は、2000年7月3日生まれの18歳。
大分県大分市出身。
身長183㎝、体重87㎏、右投げ右打ち。
中村宜聖選手は、大分市立大在小学校1年の時に大在少年野球クラブで野球を始め、大分市立大在中学校時代は明野ボーイズに所属していました。
中学3年の時は4番打者として、秋の九州大会で優勝しています。
西日本短大付属高校では1年秋からベンチ入り。
左足の傷に菌が入り、調整不足で出場した2年夏の福岡大会では8番センターで、打率.286の成績を残しましたが、準決勝で東筑高校に敗退しています。
2年秋の福岡大会は3回戦で沖学園高校にコールドで敗れ、3年春の福岡大会も3回戦で福岡工業高校に敗れています。
そして、3年夏の南福岡大会では、3回戦の沖学園高校戦で敗退し、甲子園出場は叶いませんでした。
中村宜聖選手は身長183㎝、体重87㎏の大きな体で通算15本の本塁打を放つ長打力に加え、50メートルを5秒9で駆けるスピードが持ち味の選手です。
指導する西村慎太郎監督が「陸上の短距離に進んでいたとしても充分にトップを張れる速さと身体能力」と太鼓判を押すスピードこそが中村のストロングポイントだ。
出典 https://article.auone.jp/
中村宜聖選手の父親は?
中村宜聖選手の父親は、1992年夏の甲子園で優勝した西日本短大付属高校の主将を務めていた中村壽博さんです。
中村壽博さんは西日本短大付属高校卒業後、早稲田大学に入り、首位打者1回、ベストナインに2回選出された選手でした。
早稲田大学卒業後は、早稲田大学の助監督を務めた後、1999年に日本文理大学の監督に就任。
中村壽博さんの日本文理大学時代の教え子には、横浜DeNAベイスターズの宮﨑敏郎選手などがいます。
宮崎は1年秋からレギュラーになった。首位打者に2度輝き、4年秋には最優秀選手にもなった。
宮崎が監督の中村壽博から叩き込まれたのは〝2ストライク・バッティング〟だ。これがプロに入って生きるのである。
振り返って宮崎は語る。
「その頃に教わったのが〝2ストライクをとられたらバットを短く持て〟ということ。〝これが文理大の野球だ〟と言われました。追い込まれてもむざむざ三振するわけにはいかない。
追い込まれてから打つにはポイントをできるだけキャッチャー寄りにし、鋭く腰をターンさせなければならない。この指導は、今に役立っていると思います」
出典 https://gendai.ismedia.jp/
最後に
中村宜聖選手は、それほど実績もない原石のような選手です。
しかし、ポテンシャルは凄いものがあると思います。
おそらく、ドラフトでは下位指名か育成枠での指名でしょう。
でも、伸びしろは大きいと思います。
【追記】
中村宜聖選手はソフトバンクの育成ドラフト4位で指名されました。
田尻耕太郎氏(スポーツライター)のコメント
身体能力抜群。強肩、強打、俊足の三拍子が揃った大型選手。
12月6日、ソフトバンクは福岡市内のホテルで新入団選手発表記者会見を行いました。
中村宜聖選手のコメント(背番号142)
「子どもの頃から大好きな球団。足の速さ、肩の強さを見てほしいです。いずれは首位打者になれるように、毎日の練習を頑張ります」
出典 Full Count
なお、中村宜聖選手の支度金は300万円、年俸は360万円(金額は推定)のようです。