広島から2020年ドラフト会議で5位に指名された行木俊投手は、昨年は右肩の故障で未登板だった投手!
しかし、リハビリ後に、投球フォームの見直しやウエイトトレーニングで体を鍛えたことなどで、最速150キロ投手に成長し、見事に支配下でのドラフト指名を勝ち取りました。
今回は、広島からドラフト5位で指名された徳島インディゴソックスの行木俊投手に注目してみました。
行木俊投手のプロフィール
行木俊投手は2001年1月8日生まれ。
読み方は「なみき しゅん」。
千葉県山武市出身。
身長184cm、体重76㎏、右投げ右打ち。
行木俊投手は、松尾ブルーウイングスで野球を始め、山武市立松尾中学校時代は九十九シニアでプレーし、横芝敬愛高校に進学。
2年夏の千葉大会は、2回戦の 県立松戸高校戦にサードで途中出場し1打数ノーヒット、3回戦の袖ケ浦高校戦に6番サードで出場し4打数1安打、4回戦の銚子商業高校戦に6番サードで出場し3打数ノーヒット、2番手投手としても登板しましたが、8回コールドで4回戦敗退となっています。
3年夏の千葉大会は、1回戦の稲毛高校戦で先発して5.1回で3安打2失点と試合を作りましたが、リリーフ投手が打たれ、9回サヨナラで敗れています。
その後、行木俊投手はプロ志望届を提出しましたが、指名されなかったため、徳島インディゴソックスに入団。
徳島インディゴソックス1年目は右肩の故障で未登板に終わりましたが、リハビリ期間を経て、体重を7キロ増やした2020年は6月にリリーフでリーグ戦初登板を果たすと、7月1日の高知ファイティングドッグス戦で初先発し4.1回3安打2四死球2奪三振3失点の成績を残しています。
9月15日の愛媛マンダリンパイレーツ戦では、最速150キロをマークし、スカウトから注目される存在に浮上!
入団2年目となる2020年は、10試合に登板して42.1回で3勝2敗、31被安打、10四死球、22奪三振、防御率1.28、WHIP0.90の好成績を残しています。
行木俊投手は、最速150キロの直球にドロップカーブ、縦スライダーなどの変化球を織り交ぜて、緩急で打ち取る右腕投手。
制球が安定しているというのも、行木俊投手の武器でしょう。
行木俊投手の動画はコチラ
行木俊投手のスカウト評
広島・白武佳久スカウト部長(2020/11/3付)
「他に獲られたくない、ウチで育てたいから支配下で指名した。投げっぷりが良く、森下のよう。2~3年後そうなってほしい」
最後に
わずか1年足らずで、支配下でのドラフト指名を勝ち取った行木俊投手ですが、怪我しないように無理をせず、頑張ってほしいですね。