U-18日本代表第一次候補に選出されていた直江大輔投手!
最終的には、U-18日本代表に選ばれませんでしたが、しなやかでバネがある投手としてスカウトからも注目されています。
今回は、松商学園高校の直江大輔投手に注目しました。
直江大輔投手のプロフィール
直江大輔(なおえ だいすけ)投手は2000年6月20日生まれの18歳。
長野県長野市出身。
身長184㎝、体重77㎏、右投げ右打ち。
名前の大輔は、父親の晃さんが早実のエースとして5季連続甲子園に出場した荒木大輔投手から付けたそうです。
直江大輔投手は、小学校3年生の時に本郷育成会少年野球で野球を始め、柳町中学校の時には中野シニアに所属し、投手として3年春に全国大会出場しています。
また、北信越選抜にも選ばれ、台湾遠征にも参加しています。
中学校卒業後は松商学園高校に進学し、1年秋からベンチ入り。
2年夏の長野大会では、エース青柳真珠投手との二枚看板で、佐久長聖高校を5対4で破り、甲子園出場を果たしています。
甲子園では、2回戦の盛岡大付属高校戦に2番手で登板し、2.2回を3安打2失点の成績を残しましたが、3対6で松商学園高校は敗退しています。
直江大輔投手は2年秋からエースとなり、秋季長野大会では準決勝で日本ウエルネス筑北高校に敗れましたが、3位決定戦で長野日大高校に勝ち、北信越大会に進出!
北信越大会では、直江大輔投手は準々決勝の富山国際大付属高校戦で、9安打を許しながら要所を抑え2失点完投しましたが、松商学園打線が相手投手に完封負けを喫し敗退しています。
3年夏の長野大会で、直江大輔投手は2回戦の上田染谷丘高校戦で7回9奪三振1失点の好投で、松商学園高校の2回戦突破に貢献!
しかし、準々決勝の岡谷南高校戦で、松商学園高校はエースの直江大輔投手を先発で起用しなかったことで、序盤から劣勢となり、4回途中から直江大輔投手を投入したものの、試合序盤の失点が大きく、敗退しています。
直江大輔投手は、しなやかな体から最速145キロの速球に、スライダー、チェンジアップ、カーブを投げる右腕投手で、その素材の良さから将来を期待するスカウトも多いようです。
直江大輔投手の動画はコチラ
直江大輔投手のスカウト評
オリックス・中川アマスカウトグループ長(6/11付)
「直江くんは指先の感覚が良く将来的に楽しみ」
広島・高山スカウト(7/6付)
「指先の感覚が非常に優れている」
オリックス・由田スカウト(7/11付)
「フォームが柔らかいし、バネもある。かなりの伸びしろがあって、とても楽しみな投手」
中日・中原スカウト(7/12付)
「調子がよくなくても必死に修正しようとしている。野球に対する能力や意識が高い証拠。打撃やフィールディングを見ても、やっぱり物がいい」
ヤクルト・中西スカウト(7/12付)
「 しなやかで体のバネ、体幹もしっかりしている」
巨人・木佐貫洋スカウト(10/25付)
「しなやかな投球フォームから伸びのあるストレートを投げる。相手打者の反応を見ながら投げられるクレバーな投手。」
直江大輔投手の父親も甲子園出場!
直江大輔投手の父親の晃さんは、直江大輔投手と同じ松商学園高校で春夏合せて3回甲子園出場を果たしている投手でした。
また、1985年の明治神宮大会では、決勝で帝京高校を破り優勝しています。
直江大輔投手は、野球経験豊富な父親から野球を教わり、成長していったようです。
直江は小学3年から野球を始め「ピッチャーはコントロール」と、体重移動らフォームのすべてを父から教わった。ただ、松商学園に進学してからは寮生活となり、文字通り“親離れ”となった。
「中学までは父と付きっきり。高校では父に頼ることなく、自分で考えるようにした」
出典 http://column.sp.baseball.findfriends.jp/
また、父親の晃さんから指導を受けていたこともあり、直江大輔投手は、投球フォームが父親と似ているそうです。
最後に
直江大輔投手の将来性を買っている球団も多いのではないでしょうか。
現時点では、ドラフトでは下位指名が有力ですが、評価が上がってくるかもしれませんね。
【追記】
直江大輔投手は、巨人からドラフト3位で指名されました。
直江大輔投手は、11月13日、松本市内のホテルで契約金5000万円、年俸500万円で仮契約(金額はともに推定)しました。
また、背番号は54番に決定しました。
11月23日、東京ドームで行われた「ジャイアンツ・ファンフェスタ2018」でドラフト会議・育成ドラフト会議で指名された新人選手10人のお披露目がありました。
直江大輔投手のコメント
「力を付けて、早く東京ドームで勝つ姿を皆さんに見せたい」