U-18高校日本代表第1次候補選手37人が選出されました。
37人の中には、「高校BIG4」と呼ばれる佐々木朗希投手、奥川恭伸投手、西純矢投手、及川雅貴投手の他、春の選抜大会に出場し、活躍している選手も選出されていますが、全国的には無名でも、能力が認められた選手も選ばれています。
秋田修英高校の西岡海斗投手も、U-18高校日本代表第1次候補選手に名を連ねた一人!
今回は、秋田修英高校の西岡海斗投手に注目しました。
西岡海斗投手のプロフィール
西岡海斗(にしおか かいと)投手は、2001年10月30日生まれの17歳。
秋田県秋田市出身。
身長172cm、体重75㎏、左投げ左打ち。
西岡海斗投手は、秋田市立大住小学校5年から野球を始め、秋田市立城南中学校時代は秋田シニアでプレーしていました。
中学校卒業後は、秋田修英高校に進み、1年春からベンチ入り。
1年夏の秋田大会では、3回戦の平成高校戦で3番手で登板して1回1安打無失点の成績を残しましたが、準々決勝の金足農業高校戦で吉田輝星投手(現 日本ハム)に抑えられ、1対7で敗退。(西岡海斗投手は準々決勝は登板せず)
2年夏の秋田大会は、2回戦の十和田高校戦で9回1安打1四死球18奪三振無失点の快投を見せましたが、3回戦の由利高校戦では、序盤から点を奪われ、9回6安打3四死球6奪三振4失点で、敗れています。
2年秋の秋田大会は、2回戦の大曲工業高校戦で8回6安打8奪三振無失点完投(8回コールド)、準々決勝の明桜高校戦で5安打3四死球9奪三振1失点完投、準決勝の秋田商業高校戦で2安打1四死球6奪三振完封(8回コールド)と好投を続け、決勝の横手高校戦でも9回6安打1四死球8奪三振1失点で完投し、秋田修英高校の優勝に貢献!
続く、2年秋の東北大会では、初戦の大崎中央高校戦で7回1安打1四死球6奪三振1失点完投(7回コールド)と好投しましたが、準々決勝の古川高校戦では8回9安打4四死球5奪三振3失点と打たれ、準々決勝で敗退しています。
西岡海斗投手は、最速140キロの速球に5種類の変化球を織り交ぜる小柄な左腕投手。
2018年夏の甲子園の準優勝投手の吉田輝星投手とも親しいようですね。
今夏の甲子園を熱狂させた吉田とも旧知の仲。昨冬には「俺は1日3時間走っていたから、お前も走れ。ウエートトレーニングも増やしてみろよ」と助言され奮い立った。「輝星さんはすごい。努力が嘘をつかないことは(今夏に)わかった」と西岡。少しでも近づくために結果を残すつもりだ。
出典 サンスポ
最後に
西岡海斗投手のいる秋田集英高校の監督は、1989年夏の甲子園で中川申也投手(元阪神)を擁してベスト4まで勝ち残った秋田経法大付属高校の監督だった鈴木寿宝監督です。
鈴木寿宝監督は投手育成に優れ、小野仁投手(元巨人)などを育てているようですね。
西岡海斗投手は、「中川2世」と監督から呼ばれ、英才教育を受けているようです。
また、U-18高校日本代表第1次候補選手に選出されたことで、西岡海斗投手は注目される存在になりました。
合宿で同学年の他校の投手から刺激を受けることも多いでしょう。
今回のU-18高校日本代表第1次候補選出で、更なる飛躍を期待しています。