入団2年目で、1軍キャンプに抜擢されたオリックスの西浦颯大選手が、キャンプや練習試合でアピールを続け、開幕2番をゲットしそうな勢いです。
西浦颯大選手は、高卒1年目の10月に1軍に上がり、ヒットを放っているオリックス期待の外野手ですね。
今回は、オリックスの西浦颯大選手に注目してみました。
西浦颯大選手のプロフィール
出典 https://www.kochinews.co.jp/
西浦颯大(にしうら はやと)選手は1999年5月21日生まれの19歳。
熊本県八代市出身。
身長178cm、体重70㎏、右投げ左打ち。
背番号は「00 」。
西浦颯大選手は、八代市立鏡西部小学校3年から野球を始め、八代市立鏡中学校時代は熊本北シニアに所属し、32本塁打を打つ長距離打者としてU-15代表に選出され、3番センターでU-15ワールドカップに出場しています。
中学校卒業後は明徳義塾高校に進学し、1年春からベンチ入り。
1年春の高知大会で優勝した明徳義塾高校は、続く四国大会1回戦の英明高校と対戦し、西浦颯大選手は4打数ノーヒットに終わり、試合も3対9で敗れています。
1年夏の高知大会では、西浦颯大選手は先発で起用されましたが、ベンチの期待に応えることができずに、ヒットを1本も打つことができなかったため、明徳義塾高校が高知大会で優勝し、夏の甲子園大会に出場したにもかかわらず西浦颯大選手はベンチ入りメンバーから外れています。
しかし、西浦颯大選手は1年秋の高知大会からは3番ライトで起用され、秋季高知大会優勝に続き、四国大会でも準々決勝の新田高校戦では先制スリーランを放ち、準決勝の土佐高校戦でも5打数1安打1打点をマークし、明徳義塾高校の秋季高知大会準優勝に貢献しています。
翌2年春の選抜大会では、西浦颯大選手は3番ライトで出場し、1回戦の龍谷大平安高校戦で4打数1安打2三振と抑えられ、試合も1対7で敗れています。
2年夏の甲子園大会では、西浦颯大選手は3番ファーストで出場し、初戦の境高校戦で2打数2安打2四死球1打点、3回戦の嘉手納高校戦で本塁打を含む4打数2安打4打点と活躍し、準々決勝の鳴門高校戦で4打数ノーヒットに終わりましたが、準決勝の作新学院高校戦では敗戦の中で4打数2安打の成績を残しています。
3年春の選抜大会1回戦の早稲田実業高校戦では、西浦颯大選手は4番ライトで出場して、5打数2安打を記録しましたが、接戦の末、延長10回に決勝点を奪われ、4対5で敗れています。
また、3年夏の甲子園大会では、西浦颯大選手は3番ライトで出場し、1回戦の日大山形高校戦で6打数2安打1盗塁、2回戦の前橋育英高校戦で4打数1安打1打点をマークしましたが、試合は1対3で敗れています。
西浦颯大選手は、遠投110m、50m走5秒9、高校通算29本塁打のパンチ力を持つ三拍子揃った外野手として注目され、2017年ドラフト会議でオリックスから6位指名を受け入団しています。
西浦颯大選手のファームでの成績
2018年
49試合 130打数26安打 1本塁打 15打点 4盗塁 3盗塁死 14四死球 39三振
打率.200 出塁率.278
2018年の西浦颯大選手のファームでの成績は、高卒1年目の選手としては、打率は低いものの、出塁率は悪くありません。
西浦颯大選手の1軍での成績
2018年
2試合 6打数1安打1四死球3三振 打率.167
西浦颯大選手は筋トレマニア!
西浦颯大選手を検索すると、筋肉というワードが出てきます。
西浦颯大選手は、中学の時から本格的に筋トレを開始し、腹筋は8つに割れており、体脂肪率は5%と驚異のボディの持ち主のようです。
鋼の肉体が、制服の下に隠されていた。ベンチプレス、背筋、下半身、自重トレ、体幹トレと部位を分けて、1日30分の集中トレで鍛え上げてきた。現在の背筋力は240キロだが、昨年2月にメーカーが高校球児の希望者を対象に実施した全国規模の体力測定で270キロを計測し、全国1位に輝いた。怪物と呼ばれた松井秀喜でさえ、高校時代は250キロだった。
出典 スポニチ
最後に
西浦颯大選手は入団1年目に1軍で安打を打ち、入団2年目の練習試合で結果を出しているのはセンスがあるということでしょう。
ただし、オープン戦も後半に入ると、投手も調子を上げてくるので、結果を残すことはむずかしくなってきます。
西浦颯大選手には開幕戦だけでなく、今後の活躍を期待したいと思います。