NTT西日本の大江克哉投手は、ドラフト上位指名が確実視されている最速151キロ右腕!
即戦力として評価しているスカウトもいるようです。
今回は、NTT西日本のドラフト候補・大江克哉投手に注目しました。
大江克哉投手のプロフィール
大江克哉(おおえ かつや)投手は、1996年6月22日生まれ。
京都府向日市出身。
身長177cm、体重76kg、右投げ右打ち。
大江克哉投手は、向日市立第二向陽小学校4年から物集女ボンバーズで野球を始め、向日市立西ノ岡中学校では軟式野球部でプレー。
中学校卒業後は、京都市立塔南高校に進学し、1年秋からベンチ入り。
2年夏の京都大会では、2回戦の京都外大西高校戦に2番手で登板して5回1安打無失点と好投しましたが、3回戦の西城陽高校戦では2番手で登板したものの打ち込まれ、3回戦で敗れています。
3年夏の京都大会は、2回戦の北嵯峨高校戦に2番手で登板しましたが、相手投手に1点で抑えられ、1対6で敗れています。
大江克哉投手は、高校卒業後は花園大学に進学し、1年春からリーグ戦に登板!
1年秋からはリリーフから先発に転向し、2年春のリーグ戦では、9試合で5勝2敗、防御率1.92の好成績を残し、MVPと最優秀投手賞を獲得するとともに、花園大学の創部26年目の初優勝に貢献しています。
その後、大江克哉投手は2年秋に最優秀投手賞とベストナインを受賞、4年春にベストナインを受賞、4年秋には65イニング連続無失点記録を達成し、特別賞を受賞するなど活躍を続け、大学通算26勝を挙げています。
大江克哉投手は、大学卒業後はNTT西日本に入社し、1年目から公式戦に出場!
入社1年目の都市対抗野球大会は、初戦のJR九州戦で先発して5.2回を2安打4四死球7奪三振2失点、準々決勝の日立製作所戦で先発して5.2回を4安打1四死球4奪三振3失点に抑えましたが、準々決勝は2対3で惜敗しています。
また、入社1年目の日本選手権大会は、初戦の沖縄電力戦で先発して5.1回を3安打2四死球5奪三振1失点、準々決勝の大阪ガス戦で先発して6回を1安打3四死球9奪三振1失点に抑える好投を見せ、NTT西日本のベスト8進出に貢献!
2020年の近畿地区第2次予選1回戦のNOMOベースボールクラブ戦では、11球団23人のスカウトが視察する中、最速148キロをマークし、5回4安打1失点の結果を残しています。
都市対抗大会の近畿地区第2次予選1回戦が2日、わかさスタジアム京都で行われ、NTT西日本がNOMOベースボールクラブを13-1で下した。プロ注目の最速151キロ右腕・大江克哉投手(24=花園大)が先発し、11球団23人が視察する中で5回4安打1失点。球場表示で148キロを記録した。「威力ある直球も投げられた。2回から切り替えてアウト1つずつ取りました」と満足げだった。
出典 日刊スポーツ
大江克哉投手は、最速151キロの直球にカットボール、スライダー、チェンジアップ、カーブを投げ分けるスリークォーター右腕投手。
大江克哉投手の動画はコチラ
大江克哉投手のスカウト評
阪神・熊野輝光スカウト(2020/6/18付)
「さすがだなという感じ。バッターを見ながらの組み立てができるようになった。即戦力として見ていますし、上位候補」
「先発タイプとして評価しています。上位候補、即戦力という見方。まっすぐも走っているし、コントロール的にも良かった。またあさって(20日)交流戦があるのでそこも見たいです」
巨人・水野巡回投手コーチ(2020/6/19付)
「いい投手であることは間違いない。だんだんこっちの方(スカウト業務)が多くなる感じかな」
巨人・榑松スカウト部次長(2020/6/19付)
「スピードガン以上にキレがある。即戦力ですね」
ソフトバンク・稲嶺スカウト(2020/9/3付)
「大崩れしないタイプ。球速はもっと出ると思う。ストライクで勝負できるボールもある。大学時代から見ているが、順調に来ている。」
中日・山本チーフスカウト補佐(2020/9/3付)
「上位じゃないと取れない。アウトコース低めにいつも丁寧に投げられるのが良いところ。」
巨人・渡辺スカウト(2020/9/3付)
「即戦力の感じとして見ている。まだまだ伸びしろがあると思う。」
広島・鞘師スカウト(2020/9/3付)
「(大江克哉投手は)もっと良くなる。(野村勇選手は)身体能力がすごく高い選手」
最後に
大江克哉投手は、高校時代に目立った実績がなく、一般受験で入学した花園大学で成長し、NTT西日本でドラフト上位候補まで評価を挙げてきた投手!
試合を作れる先発タイプなので、欲しい球団も多いでしょうね。
都市対抗野球大会などでアピールできれば、評価が上がる可能性もありそうですね。