プロ野球フレッシュオールスターゲーム2018が7月12日に行われますね。
横浜DeNAベイスターズからも、阪口皓亮投手、山本祐大捕手、大河 (松尾大河)内野手の3人が選ばれています。
今回は、この3人の中から阪口皓亮投手をピックアップしたいと思います。
阪口皓亮投手のプロフィール
阪口皓亮(さかぐち こうすけ)投手は、1999年8月15日生まれのプロ野球選手。
大阪府大阪市出身。
身長186cm、体重77kg、右投左打。
背番号は12番。
大阪市立三軒家東小学校2年生から野球を始め、大正東中学校では大正ボーイズで投手兼外野手としてプレーしています。
中学校卒業後は、野球留学で北海道の北海高校に進学。
北海高校では2年春からベンチ入り。
2年夏にはベンチ入りを外れるものの、甲子園に帯同し、初戦で対戦する松山聖陵のアドゥワ誠対策として打撃投手を務め、チームは大西健斗投手を擁し、甲子園準優勝しています。
阪口皓亮投手は2016年10月に行われた岩手国体で全国大会デビューを果たしますが、チームは2016年秋の札幌地区大会、2017年春の札幌地区大会で敗退してしまいます。
しかし、最後の甲子園出場をかけた3年夏の地方大会では、背番号10番を付け、左腕の多間隼介投手との2枚看板で南北海道代表として甲子園出場を果たしています。
ただ、地方大会での阪口皓亮投手は制球に課題があり、左腕の多間隼介投手がリリーフ登板することで、甲子園出場を果たしたという感じで、この時点では阪口皓亮投手の評価は芳しくなかったようです。
そんな阪口皓亮投手でしたが、甲子園初戦の神戸国際大付戦に先発し、MAX148キロをマークしたことから、一気に評価が急上昇します。
神戸国際大付戦の動画はこちら
ヤクルトの小川SD(当時)もサンスポの紙面で、阪口皓亮投手を絶賛しています。
球場表示で148キロという直球のスピードはもちろん、1メートル86、80キロと恵まれた体からの角度があるボールは魅力。柔らかなテークバックで、真上からコンパクトに投げ下ろすような右腕の使い方もいい。
担当スカウトが見た南北海道大会では、ストライクが入らずに苦しんだり、制球を重視するあまり球速がもう一つだったというが、甲子園のマウンドで一番の投球ができるのも実力だ。
走り方もいい。早い回に降板してチームも敗れたが、この夏もう一度見たかった、一番の投手だ。
出典 サンスポ
この神戸国際大付戦で評価を上げた阪口皓亮投手は、2017年10月に行われたドラフト会議で、横浜DeNAベイスターズから3位指名を受け入団しています。
横浜DeNAベイスターズのスカウト評は以下のとおりです。
長身から投げ下ろす角度のあるストレートに加え、緩急つけたカーブ、キレ味鋭いカットボールが武器。身体能力が高く将来先発ローテーションを担える逸材
出典 横浜DeNAベイスターズ
阪口皓亮投手のファームでの成績
阪口皓亮投手の現在のファームでの成績は以下のとおりです。
10試合 43.1回数 2勝6敗 被本塁打1 四球20 死球3 奪三振33 防御率6.85
防御率が悪いのは、高卒の選手としては仕方がないところですが、意外に奪三振率が高いですね。
プロとして体力がついてくれば、活躍が期待できそうです。
また、登板数が多いことからも、球団としては、阪口皓亮投手に関しては、失敗してもいいから、とにかく投げさせるという方針のようですね。
最後に
阪口皓亮投手は、母親の京子さんに女手ひとつで育ててもらったため、育成枠でもいいからプロ入りしたいと考えていたようです。
こうしたハングリーな選手はプロでも成功する選手が多いようですね。
阪口皓亮投手には、将来DeNAの先発ローテーションに入ってほしいですね。