準硬式出身の坂本工宜投手(巨人)が、ついに支配下登録されるそうです。
準硬式出身の選手といえば、西武や広島で活躍した青木勇人投手が有名ですが、2016年のドラフト会議で楽天にドラフト6位で指名された鶴田圭祐投手も、2018年オフに戦力外通告を受け、育成選手として再契約しています。
準硬式出身の選手で大成した選手ってあまりいないですよね。
坂本工宜投手は、頑張ってほしいと思います。
今回は、支配下登録されることになった巨人の坂本工宜投手に注目してみました。
坂本工宜投手のプロフィール
坂本工宜(さかもと こうき)投手は、1994年8月19日生まれの24歳。
滋賀県高島市出身。
身長176cm 、体重82kg、右投げ右打ち。
新背番号は58番。
坂本工宜投手は、小学校3年生から野球を始め、高島市立安曇川中学校を経て、関西学院高校に進んでいます。
関西学院高校時代は外野手としてプレーしましたが、高校の3年間は一度もベンチ入りすることができずに、不完全燃焼で終わっています。
その後、坂本工宜投手は関西学院大学に進みますが、投手への強い思いがあった坂本工宜投手は、関西学院大学硬式野球部に投手として入部しようとしました。
しかし、関西学院大学硬式野球部は、投手経験者しか投手ができないという方針だったため、坂本工宜投手は準硬式野球部に入部!
坂本工宜投手は2年春に念願の投手に転向し、最速147キロまで成長!
3年生の時には関西選抜に選出され、台湾遠征を経験し、4年春のリーグ戦では最多勝、最多奪三振、MVPを受賞しています。
坂本工宜投手は、その後、2016年ドラフト会議で巨人から育成ドラフト4位で指名され、支度金300万円、年俸240万円(金額は推定)で入団しています。
坂本工宜投手のファームでの成績
坂本工宜投手は、2017年のイースタンリーグでの登板がなく、2017年オフに台湾で開催された2017アジアウインターベースボールリーグにイースタン選抜で出場しています。
2018年は23試合に登板して、68.2回で3勝4敗、73被安打、27四死球、66奪三振、防御率4.85をマークしています。
68.2回で66奪三振ということは、三振奪取率が高いですね。
坂本工宜投手の動画はコチラ
坂本工宜投手の球速と球種は?
坂本工宜投手は、最速149キロの速球にスライダー、チェンジアップ、カーブ、フォークを持つ本格派右腕。
宮本投手総合コーチは、直球の角度と緩急を評価しているようです。
宮本投手総合コーチは「直球の角度、変化球の緩急が見事。秋から力をつけて、オフもしっかりやってきた。一生懸命さが伝わる」と努力を評した。
出典 スポーツ報知
最後に
坂本工宜投手は、支配下登録されたことで、1軍の試合に登板することができるようになりました。
ただし、巨人は甘くない球団なので、期待できないとなるとあっさりと切り捨てられます。
頑張ってほしいですね。