東京ヤクルトスワローズから即戦力左腕として、ドラフト5位で指名された新日鉄住金広畑の坂本光士郎投手!
柔らかいフォームから投じる速球は最速148キロを誇ります。
今回は、新日鉄住金広畑の坂本光士郎投手に注目しました。
坂本光士郎投手のプロフィール
坂本光士郎(さかもと こうしろう)投手は、1994年9月9日生まれの24歳。
広島県三次市出身。
身長180㎝、体重71㎏、左投げ左打ち。
坂本光士郎投手は、小学校1年生から八次野球クラブスポーツ少年団で野球を始め、三次市立十日市中学校では軟式野球部に所属していました。
如水館高校では、2年春からベンチ入り。
2年夏の甲子園では、2回戦の東大阪大柏原高校戦で先発し、2回途中で2安打2四球1失点で降板、準々決勝の関西高校戦で2番手で登板し、1.2回で2安打無失点の成績を残しています。
3年夏の広島大会は、2回戦で呉商業高校に敗退。
高校卒業後は、日本文理大学に進学し、3年春からリーグ戦に出場!
4年春からは主戦投手となり、2季連続MVPを受賞。
4年春に出場した全日本大学野球選手権では、1回戦の中京学院大学戦で先発し、3回4安打4奪三振2失点で敗戦投手。
4年秋に出場した明治神宮野球大会では、1回戦の東海大北海道戦に4番手で登板し、5回5安打3奪三振1失点の成績を残しましたが、2対3で敗れています。
大学卒業後は、新日鉄住金広畑に入社し、1年目から公式戦に出場。
社会人1年目の都市対抗野球大会近畿2次予選では、日本生命戦に登板し、10回2失点完投しました。
都市対抗野球大会近畿2次予選でチームは敗退しましたが、日本生命の補強選手として、都市対抗野球大会に出場し、初戦の三菱日立パワーシステムズ戦にリリーフで登板しましたが、1死も取れずに2点を失う辛い全国デビューとなりました。
しかし、11月に行われた社会人野球日本選手権大会1回戦のJR東日本東北戦では、7.1回3安打6四死球4奪三振2失点と好投しました。(試合は相手の西村投手に完全試合を喫し、0対2で敗戦)
社会人2年目となった2018年は、都市対抗野球大会近畿二次予選のNTT西日本戦に先発し、8回4安打9奪三振3失点と結果を残しましたが、終盤に逆転され敗れています。
11月に行われた社会人野球日本選手権では、2回戦の大和高田クラブ戦に2番手で登板し、3回3安打4奪三振無失点に抑えています。
坂本光士郎投手は、柔らかい投球フォームから、最速146キロの速球にスライダー、チェンジアップ、カーブ、ツーシーム、カットボールなどの変化球を投じる左腕投手です。
阪神の能見投手に似ていることから、能見二世といわれているようですね。
坂本光士郎投手の動画はコチラ
坂本光士郎投手のスカウトコメント
広島・鞘師智也スカウト(4/15付)
「コントロールにばらつきはあるが、キレはいい。安定感が出れば評価はもっと上がる」と話した
阪神・谷本球団本部長(5/26付)
「いいストレートを投げていた。腕の振りもよかったですし、いい投手だと思います。(左の先発は)世代交代を進めていかないといけないポジションですので」
ヤクルトスカウトのコメント
力投型の投手でストレートのMAXは147km。多彩な変化球も操り、腕の振りも速くスタミナがあるので先発、中継ぎとこなせる即戦力投手。
最後に
坂本光士郎投手は如水館高校時代は控え投手でしたが、日本文理大学から社会人の新日鉄住金広畑に進み、力を付けてきた投手です。
プロ野球に入っても、地道に努力していきそうな投手だと思うので、頑張ってほしいですね。
【追記】
坂本光士郎投手は、11月23日、球団と交渉し、契約金3500万円、年俸900万円(金額は推定)で合意しました。
また、坂本光士郎投手の背番号は26番に決定しました。
12月7日、東京ヤクルトスワローズは、港区のヤクルトホールで「2018新入団選手発表会」を行いました。
坂本光士郎投手のコメント
「やっとこのユニホームが着られたという思いと同時に、ユニホーム自体の素材はすごく軽いんですけど、重みがあるなと感じています。まずは開幕一軍を目標として、最終的には新人王を取りにいきたいと思っています」
出典 東京ヤクルトスワローズ