立命館大学の148キロ左腕・坂本裕哉投手がDeNAからドラフト2位で指名されましたね。
DeNAには、立命館大学出身の東克樹投手もいるので、良い環境のチームに指名されたと思います。
今回は、DeNAからドラフト2位で指名された立命館大学の坂本裕哉投手に注目しました。
坂本裕哉投手のプロフィール
坂本裕哉(さかもと ゆうや)投手は、1997年7月28日生まれの21歳。
福岡県福岡市出身。
身長180cm、81㎏、左投げ左打ち。
坂本裕哉投手は、福岡市立玄洋小学校4年から軟式野球を始め、福岡市立玄洋中学校時代は軟式野球部に所属し、投手として九州大会優勝!
中学校卒業後は福岡大学附属大濠高校に進学し、1年秋からベンチ入り。
2年夏の福岡大会では、2回戦の三池高校戦で先発して8回2安打無失点、4回戦の西日本短大付属高校戦で先発して4.1回7安打5失点の成績を残しています。
2年秋の新チームから坂本裕哉投手はエースとなり、3年夏の福岡大会では、初戦の朝倉光陽高校戦で6回1安打10奪三振無失点(6回コールド)と好投しましたが、5回戦の飯塚高校に2対3で敗れています。(坂本裕哉投手は登板せず)
坂本裕哉投手は高校卒業後は、立命館大学に進み、2年春からリーグ戦に出場。
2年秋の京都大学との1回戦で2番手で登板して、5.2回5安打4四死球3奪三振、自責点1でリーグ戦初勝利!
3年春のリーグ戦からは先発投手に定着し、3年春のリーグ戦は5試合に登板し、33回で3勝1敗、30被安打15四死球、38奪三振、防御率3.82をマーク!
3年秋のリーグ戦では、3試合の登板にとどまり、18.2回で2勝1敗、22被安打9四死球19奪三振、防御率3.38の成績でしたが、4年春のリーグ戦では、8試合に登板し、64回で5勝1敗、43被安打15四死球51奪三振、防御率0.84の好成績を残し、MVP、最優秀投手、ベストナインを受賞しています。
4年秋のリーグ戦では、8試合に登板し、58回で5勝3敗、42被安打10四死球50奪三振、防御率1.24をマークしています。
坂本裕哉投手は、全国大会には3年春の全日本大学野球選手権大会と4年春の全日本大学野球選手権大会に出場!
3年春の全日本大学野球選手権大会では、2回戦の国際武道大学戦で先発として登板して、6.2回を6安打1四死球9奪三振自責点2で好投しましたが、味方打線が相手投手に完封され、敗戦投手となっています。
4年春の全日本大学野球選手権大会は、1回戦の東海大学戦に先発し、7回6安打1四死球3奪三振2失点と押えましたが、試合は3対4で敗れています。
坂本裕哉投手は、最速148キロの速球にスライダー、カーブなどの変化球を織り交ぜる三振奪取率の高い左腕。
コントロールも安定しているので、安定感はあるでしょう。
坂本裕哉投手の動画はコチラ
坂本裕哉投手のスカウト評
ロッテ・山森スカウト(2015/7/6付)
「初戦だからか、真っすぐが多かった。左腕で直球の角度があるが、変化球の切れをもっと見たかった」
熊野スカウト(2019/5/6付)
「打線のいい近大相手で村西とのエース対決という中でいいピッチング」
阪神・熊野スカウト(2019/5/8付)
「コースに確実に投げ分けられている。投げるごとに調子を上げて来ているし、これからもっと注目を集める選手になる」
「今日の方が良かった。キレもあるしコントロールも良くて一皮むけたんじゃないか」
DeNA・安部建輝スカウト(2019/10/17付)
「MAX148km/hのストレートが魅力の投手。制球力と安定感がともにある。140km/h台の直球はキレがあり、変化球を交えたクレバーな投球術が魅力。」
坂本裕哉投手の契約金は?
坂本裕哉投手は、11月5日に、契約金7150万円、年俸1265万円(金額は推定)で仮契約したそうですね。
DeNA ドラフト2位指名した立命大・坂本裕哉投手(22)と契約金7150万円、年俸1265万円で仮契約を結んだ。
最速148キロ左腕は「セールスポイントはコントロールと先発として試合を作れること。DeNAには素晴らしい左投手が多くいるので、たくさん吸収して日本を代表する投手になりたいです」と話した。(金額は推定)
出典 日刊スポーツ
最後に
DeNAからドラフト2位で指名された坂本裕哉投手ですが、DeNAには大学の先輩の東克樹投手や今永昇太投手などの好左腕がいます。
優れた左腕投手が多いので、坂本裕哉投手にとっては、良い環境のチームに入ったといえるでしょう。
頑張ってほしいですね。