2017年のドラフト会議では、清宮幸太郎選手に7球団の指名が集中しました。
今年のドラフト候補にも清宮選手がいるんですよね。
その選手の名前は、清宮虎多朗選手!
ただし、同じ清宮であっても、清宮幸太郎選手は「きよみや 」ですが、清宮虎多朗選手は「せいみや」です。
今回は、清宮虎多朗選手に注目してみました。
清宮虎多朗投手のプロフィール
清宮虎多朗(せいみや こたろう)投手は、2000年5月26日生まれの18歳の投手。
千葉県八千代市出身。
身長190㎝、体重85㎏、右投げ左打ち。
清宮虎多朗投手は、幼稚園の年長から野球を始め、八千代松陰中学時代の2年生の時に全国大会に出場しています。
中学校3年生で野球部の活動を終了した後は、高校入学までウエイトトレーニング、体幹トレーニング、食トレをしていたそうです。
中学3年時の最速は125キロしか出なかったので、ウエイトトレーニング、体幹トレーニング、食トレを部活動が終わっても行いました。決められた量はなく、とにかく食べた記憶しかありません。中学野球が終わって、高校入学まで半年間は、自分のペースで練習できたのが良かったと思います。
中学3年生の時は68キロと本当に細かったのですが、高校入学まで74キロまで増えました。これまでずっと線が細くて、太れるのかなと思っていたんですけど、本当に追い込んでやれば太れると思いました。球速も131キロまで速くなりましたが、自分の中では満足はしていなかったです。
出典 https://article.auone.jp/
八千代松陰高校では1年秋からベンチ入り。
2年夏の千葉大会では市立船橋高校戦に先発し、4.1回3失点で初戦敗退しています。
ゲームメイク能力に課題が残る試合でした。体を大きくしたり、身体の使い方を覚えることで、球速は145キロまで速くなった反面、まだピッチング面について突き詰めていなかったと思います。
ですので、夏休みでは勝てるピッチングをするために、ボール球で勝負したり、どんな状況でも我慢してピッチングすることをテーマに投げてきました。
出典 https://article.auone.jp/
2年秋からは背番号1番を付け、エースとなり、2年秋の千葉大会では3回戦の志学館高校戦で2失点完投勝利をあげますが、準々決勝の習志野高校戦で相手を2失点に抑えるものの、習志野投手陣から点が奪えず、完封負けを喫しています。
その後、清宮虎多朗投手は千葉県の高校選抜チームの一員に選ばれ、台湾に遠征しています。
3年春の千葉大会では、準々決勝で再び習志野高校と対戦し2対9で敗戦。
そして、3年夏の西千葉大会では、1カ月前に指のマメがつぶれた影響から調整が遅れ、2回戦の我孫子東高校戦で6回から登板しましたが、2回1失点で降板し、チームもリリーフした投手が逆転ホームランを打たれ敗北しています。
「やってきたことを出しても、高校野球は一球で世界が変わってしまう。そういう怖さを感じました」と清宮。自身を救援した佐藤圭(3年)が九回にサヨナラ2ランを浴びると、涙を浮かべて静かに答えた。
出典 サンスポ
清宮虎多朗投手は最速145キロの速球に、スライダー、フォーク、ツーシーム、パワーカーブの変化球を持つ長身の右腕投手。
角度のある速球にスカウトも注目しています。
清宮虎多朗投手の動画はコチラ
清宮虎多朗投手のスカウト評
阪神スカウト(2017.12/27付)
「いい投手だという情報は入っている。高校生はひと冬越えて、大きく成長する。140キロいかなかった投手も、急に球速が上がることがある。いま清宮くんの最速は145キロらしいが、身長も高く、150キロを出す可能性は高い」
ロッテ・榎康弘スカウト(6/21付)
「スライダーがいいところに決まる。千葉出身だし楽しみ」
ロッテ・榎スカウト(7/16付)
「角度とスピードがある」
最後に
清宮幸太郎選手と同じ「清宮」の姓をもった清宮虎多朗投手ですが、千葉出身ということもあり、ロッテのスカウトの報道が多いです。
プロ志望届を提出したことで、ドラフトでは下位で指名されるのではないでしょうか。
【追記】
清宮虎多朗投手は、楽天の育成ドラフト1位で指名されました
楽天スカウトのコメント
身体の大きさ(が特徴です)。そこから投げ下ろすMAX145km/hの速球で、まだ粗削りな部分は大きいですが、大きく育つのではないかと期待の選手です。
体力強化が最初になると思いますが、身体ができてきたときに(エンジェルスの)大谷選手のように大きく育ってくれたらと、期待の選手です。
清宮虎多朗投手は、11月11日、支度金200万円、年俸250万円(金額は推定)で合意に達しました。
また、11月22日に、仙台市内で2019年度 東北楽天ゴールデンイーグルス 新入団選手発表会見が行われました。
清宮虎多朗投手のコメント
やっとスタート地点に立てたので、ここから頑張っていきたいと思います。
自分のアピールポイントは角度を生かしたボールを投げることで、背番号(135番)に関しては一日でも早く(支配下登録を勝ち取り)一桁減らせるように頑張りたいと思っています。
出典 東北楽天ゴールデンイーグルス