石川県のドラフト候補といえば、奥川恭伸投手が有名ですが、日本航空石川高校の重吉翼投手も甲子園で好投した実績を持つ右腕投手!
2年秋の石川大会は右肘痛のため、登板できませんでしたが、3年春の石川大会では復帰登板しているようですね。
今回は、日本航空石川高校の重吉翼投手に注目しました。
重吉翼投手のプロフィール
重吉翼(しげよし つばさ)投手は2001年4月6日生まれの18歳。
京都府京都市出身。
身長183cm、体重84㎏、右投げ左打ち。
重吉翼投手は、京都市立向島小学校の時に野球を始め、京都市立向島東中学校時代は京都ベアーズでプレー。
中学校卒業後は日本航空石川高校に進み、1年秋からベンチ入り。
1年秋の北信越大会では、1回戦の高岡商業高校戦で先発して2安打1死球11奪三振完封、決勝の星稜高校戦でも2番手で登板して3回1安打無失点で、日本航空石川高校の優勝に貢献!
続く、明治神宮大会では、1回戦の日大三高戦で先発して5回3安打4奪三振1失点と好投しましたが、準々決勝の静岡高校戦では4回途中で8安打4失点と打ち込まれ、試合も4対6で敗れています。
翌2年春の選抜大会では、初戦の膳所高校戦で先発して7回4安打1四死球7奪三振無失点、3回戦の明徳義塾高校戦に3番手で登板して1回2安打1奪三振無失点と好投しましたが、準々決勝で東海大相模高校に1対3で敗れています。(重吉翼投手は東海大相模高校戦は登板せず)
2年夏の石川大会では、初戦の金沢市工業高校戦で2番手で登板しましたが、初戦で敗退し、2年秋の石川大会は右肘痛のため、登板することができませんでした。
3年春の石川大会は、3回戦の金沢泉丘高校戦で9回3失点完投し、準々決勝の遊学館高校戦では4回途中からリリーフし、5.2回を5安打5奪三振3失点の成績を残しています。
重吉翼投手は、クセのないフォームから最速146キロの速球にスライダー、ツーシーム、チェンジアップなどの変化球を織り交ぜるスリークオーター右腕。
コントールで崩れるタイプではないので、安定感はありそうですね。
重吉翼投手の動画はコチラ
重吉翼投手のスカウト評
阪神・畑山統括スカウト(2019/5/3付)
「のびしろを感じさせる。夏に期待したい」
ヤクルト・橿渕スカウトグループデスク(2019/5/3付)
「まだ力を抜いて投げている。シンプルなフォームでクセがない」
DeNA・進藤編成部長(2019/5/3付)
「腕の振りがシャープ。球に力がある」
阪神・筒井和也スカウト(2019/5/5付)
「質の高いボールを投げられる。オーソドックスできれいなフォームだし、これからが楽しみ」
最後に
現時点では、星稜の奥川恭伸投手に水をあけられた感のある重吉翼投手ですが、完成度の差だと思います。
重吉翼投手は、フォームにクセがなく、コントロールが良いので、スカウトも将来性に期待していることでしょう。
高校最後の夏に向けて頑張ってほしいですね。