3年春の全日本大学野球選手権大会で、宮崎産業経営大学のベスト8進出の原動力となったのが、最速147キロ右腕の杉尾剛史投手です。

 

杉尾剛史投手は、決して、150キロを超えるストレートを投げる投手ではありませんが、配球を工夫したり、打者を観察して打ち取る術を持っているクレバーな投手です。

 

今回は、宮崎産業経営大学のドラフト候補・杉尾剛史投手に注目してみました。

Sponsored Links

杉尾剛史投手のプロフィール

杉尾剛史(すぎお つよし)投手は、1997年10月6日生まれの21歳

 

宮崎県宮崎市出身。

 

身長173cm、体重76㎏、右投げ右打ち。

 

杉尾剛史投手は、小学校1年の時に那珂ライオンズで野球を始め、宮崎市立久峰中学校時代は宮崎シニアでプレー。

 

中学校卒業後は宮崎日大高校に進学し、1年秋からベンチ入り。

 

2年夏の宮崎大会では、3回戦の延岡学園高校戦に先発して9回5安打2四死球11奪三振完封、準々決勝の延岡星雲高校戦に2番手で登板して5.2回を3安打と抑え、準決勝の日南学園高校戦でも9回5安打2四死球5奪三振3失点と好投しましたが、相手投手陣に1点で抑えられ、1対3で敗れています。

 

2年秋の宮崎大会では、準決勝で聖心ウルスラ高校と対戦し、杉尾剛史投手は9回9安打1四死球6奪三振2失点完投と好投を見せましたが、1対2で準決勝敗退しています。

 

翌3年夏の宮崎大会では、2回戦の小林高校戦で先発して7.1回7安打3四死球5奪三振2失点、3回戦の日向高校戦で先発して5回5安打2四死球4奪三振無失点、準々決勝の都城高校戦で2番手で登板して6回2安打3奪三振無失点、準決勝の聖心ウルスラ高校戦で先発して6.2回7安打2四死球6奪三振1失点、決勝の宮崎学園高校戦で先発して7回1安打2四死球4奪三振無失点の好成績を残し、宮崎日大高校の優勝に貢献しています。

 

続く、夏の甲子園大会では、初戦で上田西高校と対戦し、杉尾剛史投手は先発として登板しましたが、初回から安打を重ねられ、1回途中で降板し(杉尾剛史投手は0.1回3安打1四死球2失点)、試合も0対3で敗れています。

 

その後、杉尾剛史投手は強豪校からの誘いもありましたが、地元の宮崎産業経営大学に進学し、1年春のリーグ戦から出場!

高3夏の甲子園では初戦敗退しており、その時の悔しさが地元宮崎の大学進学につながっている。「他の大学からも誘っていただきましたが、地元で頑張ろうと思いました。あの時の悔しさを晴らして、応援してくださる宮崎の皆さんに結果で応えたいです」。宮崎県をかたどったデザインをグラブに施してあり、県出身としての誇りを大切にしている。

出典 日刊スポーツ

 

2年春の九州地区大学野球選手権南部九州ブロック大会の宮崎地区予選でMVPを獲得し、4年春の九州地区大学野球選手権南部九州ブロック大会の決勝リーグでMVPを獲得!

 

杉尾剛史投手は、全国大会には3年春の全日本大学野球選手権大会と4年春の全日本大学野球選手権大会に出場!

 

3年春の全日本大学野球選手権大会では、1回戦の創価大学戦に先発して8回4安打3四死球10奪三振2失点と好投!

全国1勝の夢がかなった。22度出場を誇る強豪を撃破する金星。エース・杉尾は8回2失点、10三振を奪う力投を見せた。勝利の瞬間はベンチから声を出し、歓喜の輪に加わった。「凄くうれしい。ホッとした。いつも通りやれた」と笑顔を見せた。

出典 スポニチ

 

続く、準々決勝の九州産業大学戦では先発して8回7安打5奪三振3失点完投の成績を残しています。(準々決勝は0対3で敗戦)

 

4年春の全日本大学野球選手権大会では、1回戦の環太平洋大学戦で9回6安打2四死球9奪三振2失点完投、2回戦の東海大学戦で延長10.1回5安打3四死球8奪三振1失点完投と好投しましたが、延長11回タイブレークでサヨナラで敗れています。

杉尾は左中間方向を見つめたまま、マウンドに立ちつくした。11回1死二、三塁。打者藤井に初球の直球をとらえられた。疲れではない。試合中、三輪正和監督(55)に状態を聞かれたが「力を抜いて投げているので大丈夫です」とペース配分していた。

「失投ではなかったけど、それまで初球を打ってこなかったので気の緩みがあった。日本一を目指してやってきたので悔しいです。東海大打線は気を抜ける場面がなかったけど、途中まで1点に抑えられたのは自信になる。あまりとらえられた打球もなかったので、手応えはあります」

出典 日刊スポーツ

 

 

杉尾剛史投手は、最速147キロの速球にスライダー、カーブ、ワンシーム、チェンジアップを操る小柄な右腕投手。

 

また、杉尾剛史投手は研究熱心な投手でもあるようです。

常に同世代の投手の映像を分析し、自分に取り入れるべきヒントはないかと探っている。同じくワインドアップで投げる楽天岸の配球を現在は研究中。「自分で考えて、チームメートにいろいろ相談しながらやっています」。最速は大学2年に計測した147キロ。確かにプロではアベレージの速さだが、それを自覚しているからこそ、配球や、打者を観察することで、打開策を見いだしていこうとしている。

出典 日刊スポーツ

 

杉尾剛史投手は、フィールディングも得意のようなので、総合力が高い投手といえるでしょうね。

Sponsored Links

杉尾剛史投手のスカウト評

福岡ソフトバンク・岩井スカウト(2018/6/13付)

「もう一段階上がればプロ、さらにレベルアップすれば桑田(真澄、元巨人)のようなタイプになる可能性を秘めている」

 

中日・三瀬幸司スカウト(2018/6/13付)

「沈む球を有効に使いながら落ち着いた投球ができる。ゲームメークにたけた投手。今年の大学生の中でも楽しみ。昨年と同様に、評価は変わっていない」

最後に

4年春の全日本大学野球選手権大会で力投した杉尾剛史投手ですが、残念ながら2回戦で敗れてしまいました。

 

しかし、東海大学を相手に延長11回タイブレークまで抑えた投球は、さすがドラフト候補と思わせる内容でした。

 

本人がプロ志望届を出せば、ドラフト候補として面白い存在だと思います。

Sponsored Links