来年のドラフト候補として、創価大学の杉山晃基投手、小孫龍二投手、望月大希投手の3投手が期待されているようですね。
杉山晃基投手と小孫龍二投手は、既に150キロをマークし、望月大希投手も右肘の靱帯の損傷からの復帰明けで146キロをマークし、150キロの大台への期待が高まります。
今回は、この3人の中から最速154キロを記録した杉山晃基投手に注目しました。
杉山晃基投手のプロフィール
杉山晃基(すぎやま こうき)投手は、1997年6月25日生まれの21歳。
東京都葛飾区出身。
身長180cm、体重77㎏、右投げ右打ち。
杉山晃基投手は、梅田小学校3年生から東京北砂リトルで野球を始めましたが、小学生の時に肩を故障した経験があるそうです。
杉山は肩、ひじの柔らかさには自信があるようで、なぜ柔軟性があるのかを聞いたところ、杉山は小学校の時に肩を故障した経験があり、その時に、肩の治療とともに、肩甲骨の柔軟性を養うトレーニングを行ってきた。その一環として、水泳もやってきたようだが、結果的にケガをしたことで、肩、肘の柔軟性が身についたのだ。
出典 高校野球ドットコム
その後、杉山晃基投手は立石中学校に進み、墨田ポニーに所属し、中学校3年生の時に全日本選手権大会で準優勝を果たしています
中学校卒業後は、盛岡大付属高校に入学し、2年春からベンチ入り。
2年春の岩手大会で、盛岡大付属高校は準優勝を飾り、東北大会に出場。
杉山晃基投手は準々決勝の盛岡三高戦に3番手で登板し、1回ノーヒット無失点の記録を残しています。
2年夏の甲子園大会では、残念ながらベンチから外れてしまった杉山晃基投手でしたが、2年秋からはエースとなります。
3年春の岩手大会では準決勝の一関学院高校に敗れましたが、3位決定戦で水沢高校を破り、東北大会に出場!
東北大会1回戦の秋田商業高校戦では、2番手で登板し、1.2回を無安打無失点で、最速146キロをマーク!
続く2回戦の仙台育英高校戦では、先発し、3回3安打3失点の成績でしたが、準々決勝の青森山田高校戦では9回で10安打打たれながら3失点に食い止める粘りの投球を披露しましたが、試合は1対3で敗れています。
3年夏の岩手大会は、準々決勝で専大北上高校と対戦し、杉山晃基投手は先発で登板し、6回5安打2失点でしたが、専大北上高校の犬飼投手に抑えられ、2対6で敗れています。
杉山晃基投手は高校卒業後は創価大学に進み、1年春からベンチ入り。
1年春の流通経済大学との2回戦で2番手で初登板し、2回ノーヒット無失点でデビューを飾っています。
田中正義投手(現 ソフトバンク)と池田隆英投手(現 楽天)が抜けた2年春からは、主戦投手となり、2年春のリーグ戦では8試合に登板し、4勝0敗、32奪三振、 防御率1.70をマーク!
2年秋には7試合に登板し、6勝0敗、31奪三振、 防御率1.26を記録し、MVP、最優秀投手、ベストナインに輝いています。
また、3年春は6試合に登板し、5勝0敗、38奪三振、防御率1.71をマークし、2度目のMVPとベストナインに選出されています。
明治神宮大会では、2年秋に出場し、1回戦の関西大学戦で先発し、5回5安打3奪三振1失点、2回戦の星槎道都大学戦でも7回4安打5奪三振1失点の成績を残しています。
杉山晃基投手は、最速154キロの直球にスライダー、フォーク、ツーシームなどの変化球を織り交ぜる投手で、芯の強さを秘めている投手のようです。
杉山晃基投手の動画はコチラ
杉山晃基投手のスカウト評
巨人榑松スカウト(2015 6/5付)
「フォークで腕を振れている。今まで見た中で一番いい」
楽天の沖原スカウト(2017 11/11付)
「投げっぷりもいい。2年後が楽しみ」
最後に
杉山晃基投手は創価大学に入ってから、フォームの研究を重ね、力の伝達が以前よりスムーズになったそうです。
また、田中正義投手を見習い、食生活の見直しやウエイトトレーニングも実践していて、意識の高さがうかがえます。
ドラフト候補として、頑張ってほしいですね。