150キロを超える左腕は、ドラフトでも人気が高いですよね。
八戸学院大学の高橋優貴投手も、150キロを超える左腕として注目されている投手!
高橋優貴投手は既にプロ志望届も提出しています。
今回は、八戸学院大学の高橋優貴投手に注目してみました。
高橋優貴投手のプロフィール
高橋優貴(たかはし ゆうき)投手は1997年2月1日生まれの21歳。
茨城県ひたちなか市出身。
身長178㎝、体重82㎏、左投げ左打ち。
高橋優貴投手は、田彦小学校3年から勝田スポーツ少年団で野球を始め、田彦中学校では友部シニアでプレーしていました。
東海大菅生高校では1年夏からベンチ入りし、2年夏の西東京大会では東海大菅生高校のベスト8進出に貢献しています。
3年夏の西東京大会では、小林大投手との2枚看板で、決勝まで進出しましたが、日大鶴ケ丘高校にサヨナラで敗れ、甲子園出場を逃しています。
最終回、ファウルで粘る中里選手に投じた勝負球は「一番自信のあるストレート」だった。左前にはじき返され、走者が生還してサヨナラ負け。悔しい。その場にうずくまって動けない。主審がそっと肩に手を置いた。
自分の武器である速球に磨きをかけるため今年になって投げ込みを百球程度から最大二百球に増やした。最速145キロの球が投げられるようになった。
今大会は、チームの二枚看板として「ライバル」と公言する小林大投手とともに勝ち抜いてきた。しかし、二十六日の日大三との準決勝後に異変が起きた。初めて肩の痛みを感じた。試合後の取材にそれを明かしたが「言い訳にはしたくない。力が足りなかったんです」と唇をかんだ。
出典 東京新聞
高校卒業後は、八戸学院大学に進学し、1年春からリーグ戦に出場し、1年秋には4勝を挙げる活躍を見せ、チームに貢献しています。
高橋優貴投手ははリーグ通算18勝の本格派左腕!
最速152キロの速球に加え、スライダーやチェンジアップ、フォークなどの変化球を操る投手で、今年は内角とコントロールを意識しているようです。
勝つために「剛腕」を捨てた。今までは最速152キロの直球で押しまくる投球が軸だったが、今春からは制球を重視する。この日、DeNA河原隆一スカウトのスピードガンでは最速144キロを計測。かつての剛速球をセーブし、今夏から内角を突きまくる新境地を、プロ10球団24人のスカウトの前で披露した。高橋は「今までは内角にしっかり投げきれなかった。いいボールは春以上にあった」と胸を張った。
出典 日刊スポーツ
高橋優貴投手の動画はコチラ
高橋優貴投手のスカウト評
ソフトバンク・作山チーフスカウト補佐(3/19付)
「四球になったりしているが、ボールの質は左腕でトップクラス」
河原スカウト(8/26付)
「今日は抑えている。短いイニングなら、もっと爆発的に強い球を投げられる」
ヤクルト・橿渕スカウトグループデスク(8/26付)
「自分の力を出し切れていなかったが、キレもあるし、内角もしっかり突いていた。当然のドラフト候補」
巨人・柏田貴史スカウト(10/25)
「最速152キロを誇る本格派左腕。1年春からリーグ戦に登板し、順調に成長。フォームのバランスも良く、スピードと切れを併せ持つ。先発だが、リリーフもこなせるタイプで、1年目から戦力として期待。」
最後に
高橋優貴投手は、大学最終年になってから、制球重視にモデルチェンジしたようですね。
このあたりを、プロがどう評価するかというところでしょう。
個人的には、制球の良い左腕は買いだと思うので、ドラフトでは中位から下位あたりで指名されるのではないでしょうか。
【追記】
高橋優貴投手は、巨人からドラフト1位で指名されました。
また、11月9日には、八戸市内のホテルで契約金1億円と出来高払い5000万円、年俸1500万円(推定)で仮契約を結びました。
そして、背番号は12番に決定しています。
11月23日、東京ドームで行われた「ジャイアンツ・ファンフェスタ2018」でドラフト会議・育成ドラフト会議で指名された新人選手10人のお披露目がありました。
高橋優貴投手のコメント
「ジャイアンツの日本一に貢献できるよう、ひとつでも多く勝ち、ファンに愛されるような選手になりたいと思います。応援よろしくお願いします」