関東第一高校の谷幸之助投手は東京を代表する投手ですが、調子の波があるため、現段階ではドラフト候補としても、それほど注目されていません。
しかし、2年冬に東京都選抜に関東一高で唯一選ばれ、キューバ遠征を経験したことで、一皮むけた感じがします。
今回は、関東一高の谷幸之助投手に注目してみました。
谷幸之助投手のプロフィール
谷幸之助(たに こうのすけ)投手は東京都八王子市出身。
身長176cm、体重82㎏、右投げ左打ち。
谷幸之助投手は八王子市立上柚木中学校時代は八王子シニアでプレーし、関東一高入学後は1年秋からベンチ入り。
しかし、2年夏の東東京大会では、ベンチ入りメンバーから外れています。
背番号1番を付けた2年秋の東京大会は、3回戦の国士舘高校戦で先発しましたが、2.1回6安打3四球3失点で降板し、試合も1対5で敗れています。
その後、谷幸之助投手は東京都選抜に選ばれ、日大三高の井上広輝投手や東亜学園高校の細野晴希投手らと共に、キューバ遠征を経験!
昨年12月の東京都選抜のキューバ遠征。谷はチームからただひとり選ばれ、たくましくなった。「すごいメンバーで1勝しかできなかったけど、勝ちにこだわることを学んだ。『自分さえよければ』でなく、勝てるピッチャーを目指そうと思った」。
出典 中日スポーツ
3年夏の東東京大会では背番号10番で出場し、4回戦の青山学院高校戦で9回1安打1四死球9奪三振完封、準々決勝の立正大立正高校戦で8回2安打2四死球5奪三振完封、決勝の小山台高校戦で9回2安打7四死球7奪三振完封と登板した3試合すべてで完封する活躍で関東一高の優勝に貢献!
谷幸之助投手は、最速147キロの直球にスライダー、カーブ、チェンジアップなどの変化球を織り交ぜる右腕投手。
調子の波がありますが、伸びしろはありそうです。
谷幸之助投手の動画はコチラ
最後に
3年夏の東東京大会決勝で、7四死球を出しながら、完封してしまう谷幸之助投手の潜在能力は高いでしょう。
コントロールが安定してくれば、一気にドラフト候補として浮上するだけの潜在能力を持っています。