九州学院高校といえば、今期ヤクルトで本塁打を量産している村上宗隆選手がいますよね。
村上宗隆選手も、九州学院高校時代は捕手としてプレーしていましたが、今年の九州学院高校でドラフト候補に登る友田佑卓選手も捕手を務めています。
友田佑卓選手は、1年秋の熊本大会では4番を任された逸材!
今回は、九州学院高校のドラフト候補・友田佑卓選手に注目しました。
友田佑卓選手のプロフィール
友田佑卓(ともだ ゆうたく)選手は2001年7月23日生まれの17歳。
熊本県玉名市出身。
身長170cm、体重74㎏、右投げ左打ち。
友田佑卓選手は、玉名市立小天小学校4年の時に天水少年野球クラブで野球を始め、玉名市立天水中学校時代は軟式野球部でプレー。
中学校卒業後は九州学院高校に進学。
1年夏の熊本大会では8番サードで出場し、1回戦の熊本高校戦で3打数2安打1四死球2打点、2回戦の水俣高校戦で3打数ノーヒット2四死球、3回戦の熊本二高戦で3打数1安打、準々決勝の球磨工業高校戦で4打数1安打2打点、準決勝の文徳高校戦で5打数3安打3打点と活躍しましたが、決勝の秀岳館高校戦では3打数ノーヒットに終わり、試合も1対3で敗れています。
1年秋の熊本大会は決勝で文徳高校に敗れたものの、準優勝となり、九州大会に出場!
1年秋の九州大会では4番サードで出場し、1回戦で都城東高校と対戦しましたが、友田佑卓選手は3打数ノーヒットに抑えられ、試合も2対3で惜敗しています。
2年夏の熊本大会では4番捕手で出場しましたが、2回戦の東海大星翔高校戦で4打数ノーヒットに終わり、試合も相手投手に完封され、初戦で敗れています。
2年秋の熊本大会は初戦で菊池高校に打撃戦の末、惜敗し、3年春の熊本大会は3回戦で熊本工業高校に敗れています。
3年夏の熊本大会初戦の大津高校戦では5番捕手で出場し、初回に先制スリーランを放つ活躍を見せ、九州学院高校の初戦突破に貢献しています。
初回2死一、二塁。九州学院の友田が、大津の右腕エース生田惇一郎(3年)の真っすぐを捉えた打球は県営八代野球場の左中間席(両翼97・6メートル、中堅122メートル)に消えた。高校通算11号の先制3ランだ。
「コンパクトに打てたね。相手はいいピッチャーだった。打てないか、と思っていた」と坂井宏安監督も主砲の一発を勝因に挙げた。生田はこの試合で最速142キロをマークし、プロのスカウトも注目。友田はその得意球を狙い打ちした。
本人は「先制点が欲しい場面。ワンヒットでいいと思っていました。芯に当たったし、左中間を破るかな、と」とアーチにちょっと驚く。打撃に磨きがかかったのはここ1カ月。坂井監督から下半身の体重移動をより意識した打撃をアドバイスされ、結果が出なくても黙々と練習した成果が大事な夏に開花しつつある。今では「打つのは自信があります」ときっぱり言えるまでに体得。打席に立つのが楽しくて仕方ない様子だ。
出典 西日本スポーツ
友田佑卓選手は高校通算11本塁打、遠投90m、50m走6秒2の強打の捕手。
肩は強くはありませんが、捕ってから投げるまでが速いと評価されています。
友田佑卓選手のスカウト評
中日・三瀬幸司スカウト(2019/7/10付)
「いい打者。構えもいいし、タイミングの取り方がいい。高校生でこれだけ打てる捕手は少ない。守りは地肩の強さはないけど、フットワークがいいし、捕ってから投げるまでが速い」
広島・末永真史スカウト(2019/7/10付)
「ボールをバットに乗せるのがうまい。足でリズムを取りながらタイミングを取るけど、高校生ではいない。プロ志望届を出せば(ドラフトに)かかる可能性はある」
最後に
友田佑卓選手は、1年生の時はサードを守っていたので、打力を生かすのであれば、コンバートもアリでしょう。
九州学院高校の先輩の村上宗隆選手も、現在は内野手として活躍しています。
ドラフト候補として、頑張ってほしいですね。