東海大相模高校3年の時に、小笠原慎之介投手(現 中日)や吉田凌投手(現 オリックス)とともに夏の甲子園で優勝を果たした豊田寛選手!
現在は、国際武道大学で4番を務めています。
今回は、国際武道大学のドラフト候補・豊田寛選手に注目しました。
豊田寛選手のプロフィール
豊田寛(とよだ ひろし)選手は、1997年4月28日生まれの21歳。
神奈川県横浜市出身。
身長178cm、体重80㎏、右投げ右打ち。
豊田寛選手は、横浜市立川上北小学校の時に戸塚アイアンボンドスで野球を始め、小学校6年生の時に横浜ベイスターズジュニアに選出されています。
横浜市立名瀬中学校時代は戸塚シニアでプレーしていました。
中学校卒業後は東海大相模高校に入学し、1年からベンチ入り。
2年夏の神奈川大会では3番ライトで出場し、2回戦の逗葉高校戦で本塁打を含む4打数3安打6打点1盗塁と活躍しましたが、3回戦の横浜サイエンスフロンティア高校戦と4回戦の湘南学院高校戦では4打数ノーヒット。
しかし、5回戦の法政二高戦から調子を取り戻し、4打数3安打5打点を記録すると、準々決勝の橘学苑高校戦で2打席連続本塁打で3打点を挙げる活躍を見せ、準決勝の横浜高校戦で4打数2安打、決勝の向上高校戦で4打数3安打1盗塁をマークし、東海大相模高校の優勝に貢献しました。
続く、夏の甲子園大会では、初戦の盛岡大付属高校と対戦し、豊田寛選手は4打数1安打を記録しましたが、試合は3対4で敗れています。
3年夏の神奈川大会では4番ライトで出場し、2回戦の足柄高校戦で4打数2安打1盗塁、3回戦の住吉高校戦で4打数2安打2打点1盗塁、4回戦の藤嶺藤沢高校戦で4打数1安打1打点、5回戦の相洋高校戦で3打数1安打2四死球2盗塁、準々決勝の平塚学園高校戦で5打数3安打2打点と毎試合で活躍!
そして、準決勝の日大藤沢高校戦ではライトスタンドへの一発を含む2打数2安打2四死球2打点を記録し、決勝の横浜高校戦でも5打数4安打5打点の活躍で、東海大相模高校の優勝を牽引!
続く、3年夏の甲子園大会では、初戦の聖光学院高校戦で3打数1安打1打点1盗塁、3回戦の遊学館高校戦で5打数1安打、準々決勝の花咲徳栄高校戦で3打数1安打、準決勝の関東第一高校戦でレフト中段への本塁打を放ち、決勝の仙台育英高校戦でも5打数4安打3打点の成績を残し、東海大相模高校の優勝に貢献しました。
その後、豊田寛選手はU-18代表に選出されましたが、オーストリア戦で死球を受け骨折し、一塁コーチャーとして、チームを支えました。
代打出場した8月30日のオーストリア戦で左ひざに死球を受け、ひびが入った東海大相模・豊田寛外野手(3年)は、一塁コーチャーとして大会を全うした。「骨を折ったのは初めてで…。せっかく選ばれたのに悔しかったです。でも、コーチャーをやって見えたこともありました」と振り返った。そのうちの1つが「打席の雰囲気」だった。「打ちそうな打者からは雰囲気が伝わってきた。津田とか、(杉崎)成輝がそうでした。自分もこれから打席に入る時、一塁側から見たことを意識しようと思いました」。
2次リーグのキューバ戦では、打球が当たった球審にコールドスプレーをかけるため、痛めた左足をひきずりながら懸命に本塁へ駆け寄った。「痛くて走れないんですけど、甲子園(のグラウンド)で歩くなんて考えられなかった」。西谷浩一監督(45)の「ベンチ外でもやれることはある」という言葉を体現し、日本の高校球児らしい、あるべき姿を見せた。
出典 日刊スポーツ
高校卒業後、豊田寛選手は国際武道大学に進み、1年春からベンチ入り。
1年秋のリーグ戦では、49打数19安打、11打点、6盗塁、打率.388の成績を残し、ベストナインに選出!
怪我の影響で2年生の時はあまり活躍することはできませんでしたが、3年春は、37打数15安打、1本塁打、7打点、5盗塁、打率.405をマークし、2回目のベストナインに選ばれています。
3年秋は、45打数15安打、2本塁打、6打点、3盗塁、打率.333を残し、3回目のベストナインに選出!
豊田寛選手は、全国大会には、2年と3年の全日本大学野球選手権大会に出場!
2年の全日本大学野球選手権大会では、5番レフトで出場した2回戦の中部大学戦で4打数ノーヒット1三振、準々決勝の九州産業大学戦で1打数ノーヒット1三振、6番に降格した準決勝の上武大学戦で3打数ノーヒット2三振、決勝の立教大学戦で2打数ノーヒット1三振。(試合は2対9で敗戦)
3年の全日本大学野球選手権大会では、4番ライトで出場し、2回戦の立命館大学戦で4打数ノーヒット3三振、準々決勝の徳山大学戦で4打数2安打1打点、準決勝の九州産業大学戦で4打数1安打1四死球、決勝の東北福祉大学戦で4打数2安打1三振の成績を残しています。(試合は2対6で敗戦)
また、豊田寛選手は3年秋の侍ジャパン大学代表代表候補に選出されています。
4年春の敬愛大学戦では本塁打を含む4安打2打点の活躍!
国際武道大のプロ注目の4番・豊田寛右翼手(4年)が敬愛大戦で今季2号ソロを放つなど、あと三塁打が出ればサイクル安打の4安打2打点をマーク。チームは2勝1敗で勝ち点2に伸ばして単独首位に立ち、リーグ5連覇に前進した。
つま先の微調整がアーチにつながった。東海大相模3年夏に小笠原(中日)らと甲子園優勝を果たした豊田は、同じ右打ちの巨人・岡本、坂本勇の映像を参考に軸足のタメを意識。2安打を放って迎えた3点リードの7回1死では、さらに感覚を研ぎ澄ませた。「安打は出ていたけど、右足のつま先の向きが閉じていた。自分の場合は軸足が(捕手寄りに)開いていた方が力がたまりやすいので、変えてみた」。内角高めに詰まりながら、左翼席までリーグ通算5号を押し込んだ。
3回にはともにU―18W杯日本代表だったドラフト候補の主将・勝俣翔貴三塁手(4年=東海大菅生)の右中間三塁打に、左前適時打で続いた。直後の初球で二盗。8回には右翼フェンス直撃の二塁打を放った。
出典 スポーツ報知
4年春のリーグ戦では48打数20安打、2本塁打、9打点、4盗塁、打率.417の好成績を残し、4回目のベストナインに選出!
また、豊田寛選手は、第43回日米大学野球選手権に出場する侍ジャパン大学代表の選考合宿に参加する候補選手にも選出されています。
豊田寛選手は、高校通算38本塁打、大学通算5本塁打の長打力に加え、俊足、強肩をあわせ持った外野手。
豊田寛選手の動画はコチラ
豊田寛選手のスカウト評
阪神・畑山統括スカウト
「フライボール革命に適したスイング。右にも長打が出る。走り方も力強い。貴重な右の外野手」
最後に
豊田寛選手は、盗塁ができる右のスラッガーということで、ドラフトでも期待できそうですね。
地方のリーグとはいえ、打率も残しています。
全国大会で活躍すると、評価が上がりそうですね。