学法福島高校の辻垣高良投手は、福島のドクターKと呼ばれるサウスポー!
2年秋は県大会と東北大会で、85回で89三振を奪うピッチングを披露し、スカウトの注目を集めました。
今回は、学法福島高校のドラフト候補・辻垣高良投手に注目しました。
辻垣高良投手のプロフィール
辻垣高良(つじがき たから)投手は2002年6月10日生まれ。
兵庫県神戸市出身。
身長180cm、体重80㎏、左投げ左打ち。
辻垣高良投手は、神戸市立小束山小学校4年の時に小束山少年団で野球を始め、神戸市立多聞東中学校時代は神戸中央シニアに所属。
中学校卒業後は学法福島高校に進学し、1年春からベンチ入り。
2年夏の福島大会は、3回戦の田村高校戦に先発して3.2回を3安打2失点、4回戦の喜多方桐桜高校戦で7回2安打5四死球8奪三振完封(7回コールド)、準々決勝の聖光学院高校戦で先発して4.2回を3安打1失点に抑えましたが、リリーフした投手が打たれ、準々決勝で敗れています。
2年秋の福島大会と東北大会は9試合を1人で投げ抜き、85回で89奪三振、防御率1.05の好成績を残しましたが、東北大会は、初戦の東奥義塾高校戦に先発し、7回まで相手打線を1点に抑える好投を見せたものの、8回に逆転本塁打を浴び、2対3で惜敗しています。(辻垣高良投手は9回5安打5四死球12奪三振3失点)
2か月振りの実戦となった尚志高校との練習試合では、5回2安打10奪三振1失点の成績を残し、自己最速の138キロをマークしています。
初回こそ、久々となる打者との対戦に戸惑い失点したが、2回からは立ち直った。スライダーとチェンジアップ、フォークを有効的に使い、捕手が捕れずに三振振り逃げとなるシーンも2度。広島近藤スカウトは「2回から余計な力が抜けていい球がいっていた。左で身長(180センチ)もあるし、フォームも柔らかい」と評価。球速には「今はそれぐらいがちょうどいい。体ができてくれば速くなる」と潜在能力を認めた。
対戦相手の尚志・松井隆昌監督(53)は広島などで活躍し、ロッテでは長年ブルペン捕手として一線級の球を受けてきた。「低めの直球が伸びてくるし、同じ軌道から曲がってくるスライダーもキレがある」とこちらも高評価。すでに4球団がチェックを入れるなど評価が急上昇している。
出典 日刊スポーツ
辻垣高良投手は、最速138キロの直球に2種類のスライダー、チェンジアップ、スクリュー、フォークの変化球を持つ左腕投手。
2年秋の大会で、9試合を1人で投げぬいたスタミナも魅力がありますね。
辻垣高良投手のスカウト評
広島・近藤スカウト(2020/6/7付)
「2回から余計な力が抜けていい球がいっていた。左で身長(180センチ)もあるし、フォームも柔らかい。(球速には)今はそれぐらいがちょうどいい。体ができてくれば速くなる」
最後に
辻垣高良投手は、現状、最速138キロとドラフト候補としては物足りないものの、高い三振奪取率を誇るサウスポー!
身長があり、フォームも柔らかいので、伸びしろが期待できる投手として、スカウトが注目するのも、うなずけます。
プロ志望ならば、ドラフト指名の可能性はあると思います。