2013年が創部という新潟医療福祉大学野球部で、ドラフト候補に名を連ねている漆原大晟投手!
最速151キロの速球を持つ漆原大晟投手は、全国的には無名ながらも、スカウトからも注目されています。
今回は、新潟医療福祉大学の漆原大晟投手を取り上げてみたいと思います。
漆原大晟投手のプロフィール
出典 https://yakyutaro.jp/
漆原大晟(うるしばら たいせい)投手は、1996年9月10日生まれの22歳。
新潟県燕市出身。
身長182㎝、体重83㎏、右投げ左打ち。
漆原大晟投手は、燕市立粟生津小学校2年生から野球を始め、燕市立吉田中学校では三条シニアでプレーし、中学校3年生の時に全国リトルシニア選手権に出場しています。
新潟明訓高校では1年夏からベンチ入りし、1年夏の甲子園大会に出場していますが、登板はありませんでした。
1年秋からは村山賢人投手(現 国学院大学)との2枚看板で、1年秋の北信越大会でベスト4入り、2年春の新潟大会でも準決勝進出に貢献しています。
しかし、2年夏の新潟大会は村上桜ヶ丘高校に準々決勝で敗退、3年春の新潟大会は決勝で日本文理高校に完封負、け、3年夏の新潟大会では準決勝で関根学園に敗れ、優勝することは叶いませんでした。
漆原大晟投手は高校卒業後、新潟医療福祉大学に進学し、1年春から2部リーグに出場。
そして、1年秋の関東学園大学戦では、1試合の連続奪三振リーグ新記録の11奪三振をマーク!
2年秋には抑えから先発に転向し、3勝2敗、22奪三振、防御率4.65の成績を残しています。
現中日の笠原祥太郎投手が抜けた3年春からは、新潟医療福祉大学のエースとなり、4年春の山梨学院大戦で自己最速の151キロを記録しています。
しかし、漆原大晟投手の4年春のリーグ戦の成績は3勝3敗、防御率3.83とドラフト候補としては物足りない結果となりました。
また、新潟医療福祉大学の佐藤和也監督からも、「むらがある。いい投球をしていても、突然崩れて簡単に失点する」といわれていたようです。
このため、漆原大晟投手は秋季リーグ戦に向けて、意識を変えたそうです。
秋に向けて、重視したのはマウンド上のメンタル。「ヒットを打たれてもすぐに切り替える。失点しても尾を引かない」。
出典 日刊スポーツ
漆原大晟投手は最速151キロの速球にスライダー、カーブ、シュートなどの変化球を持つ投手です。
ただ、コントロールにばらつきがあるようです。
漆原大晟投手の動画はコチラ
最後に
漆原大晟投手はプロ志望届を提出しましたが、ドラフトで指名されるかというと微妙なところでしょう。
潜在能力の高さはスカウトも注目していますが、突然崩れるというメンタル面が心配ですね。
漆原大晟投手はドラフトで指名されるのでしょうか?
【追記】
漆原大晟投手は、オリックスの育成ドラフト1位で指名されました。
オリックスのスカウトコメント
インステップから右肘を柔らかく使った投球フォームが持ち味。MAX151キロのストレートは、角度と力強さがあり、空振りも取れる。将来性豊かな好素材。
漆原大晟投手は、11月30日、新潟市内のホテルで入団交渉を行い、支度金300万円、年俸260万円(金額は推定)で仮契約を結んでいます。
なお、背番号は127番に決定しました。
12月15日、オリックス・バファローズの新人選手入団発表記者会見が行われました。
漆原大晟投手のコメント
Q:バファローズのユニフォームに袖を通した感想は?
A:改めてここからスタートだなと思う気持ちです。Q:どんな選手になりたい?
A:ファンの方から愛されて、ここ一番の大事な試合で登板できる選手になりたいです。Q:どんな活躍がしたい?
A:1日もはやく支配下登録を目指し、そこからチームの為に、ファンの方の為に1つでも多く勝ち星を付ける事ができるように頑張ります。Q:監督にアピールをお願いします。
A:1日でもはやく支配下登録、一軍登板ができるように準備に対しては拘りがあるので、 いつでもチャンスがきたらものにできる準備をして頑張っていきます。
出典 オリックス・バファローズ