福岡ソフトバンクホークスから、育成ドラフト1位で入団した渡邉陸選手は、神村学園高校の捕手!
神村学園高校からは、広島東洋カープから7位で指名された羽月隆太郎選手がいますが、1年からセカンドでレギュラを務めていた羽月隆太郎選手と異なり、渡邉陸選手は2年秋からレギュラーになった選手です。
今回は、神村学園高校の捕手・渡邉陸選手に注目しました。
渡邉陸選手のプロフィール
渡邉陸(わたなべ りく)選手は、2000年9月24日生まれの18歳。
熊本県西原村出身。
西原村立西原中学校の時は熊本大津シニアでプレーし、中学2年生の時には九州選抜に選出され、中学3年の時は全日本選手権大会に出場しています。
中学校卒業後は神村学園高校に進学し、2年春の九州大会は控えで優勝を経験しましたが、2年夏に神村学園高校が甲子園出場した時はベンチ入りから外れていました。
2年秋の鹿児島大会からは正捕手として起用され、3回戦の志布志高校戦では2回にセンターオーバーの2塁打、4回戦の鹿屋農業高校戦では5回にツーランを放ち、神村学園高校の鹿児島大会優勝に貢献!
しかし、続く九州大会では準々決勝で東筑高校に完封負けを喫しています。
3年春の鹿児島大会では、3回戦の鹿児島玉龍高校戦で5回にレフトオーバー2塁打を放つなど、チームの準決勝進出に貢献しましたが、部内の暴力事件が発覚したため出場辞退し、3年夏の鹿児島大会では2回戦の加治木工業高校に5対7で敗れ、甲子園出場は叶いませんでした。
渡邉陸選手は強肩強打の大型捕手で、スローイングに定評があるようです。
田尻耕太郎氏(スポーツライター)のコメント
身長185センチ、体重80キロの恵まれた体格が魅力の捕手。今夏の県大会では5番を打った。相手の動きを見ながらリードが出来る捕手。
最後に
ソフトバンクには甲斐拓也選手という育成上がりながら、今や日本を代表するキャッチャーに成長した選手がいます。
渡邉陸選手は、甲斐拓也選手の次代を背負う捕手として獲得したのでしょう。
渡邉陸選手は、まず支配下登録を目指し、頑張ってほしいですね。
【追記】
渡邉陸選手は11月17日、年俸360万円、支度金300万円(金額は推定)で仮契約しています。
12月6日、ソフトバンクは福岡市内のホテルで新入団選手発表記者会見を行いました。
渡邉陸選手のコメント(背番号132)
「小さい頃からホークスファンですが、一員となったからには責任を持ってやっていきたいです。まずは土台を作って、将来はゴールデン・グラブ賞を獲りたいです」
出典 Full Count