体は小柄ながら、今年のドラフトで上位候補として注目されていた関大の山本隆広投手!
関大OBで日本野球史上最速の速球を投げていたといわれる山口高志さんの指導を受けていることから、山本隆広投手は「山口高志2世」ともいわれています。
今回は「山口高志2世」こと関大の山本隆広投手に注目しました。
山本隆広投手のプロフィール
出典 http://www.kansai-u.ac.jp/
山本隆広(やまもと たかひろ)投手は1997年1月27日生まれの21歳。
大阪府阪南市出身。
身長172㎝、体重77㎏、右投げ左打ち。
遠投110m、50m走6秒1。
山本隆広投手は、5歳から軟式野球の東鳥取ファイターズで捕手として野球を始め、鳥取東中学校では遊撃手としてプレーしていましたが、中学校2年の秋から投手に転向しています。
中学校卒業後は桜宮高校に進学し、1年秋からベンチ入りし、2年秋からエースになっています。
山本隆広投手は桜宮高校時代に145キロを誇る投手として注目され、3年夏の大阪大会では2回戦の常翔啓光学園高校戦で毎回の15奪三振の圧巻のピッチングを行っています。
しかし、5回戦で枚方津田高校に敗れ、甲子園出場は叶いませんでした。
関大進学後は、1年秋からリーグ戦に出場し、2年秋のリーグ戦では5勝を挙げる活躍を見せ、関大のリーグ優勝に貢献!
山本隆広投手自身も最優秀選手と最優秀投手に選ばれています。
また、3年春のリーグ戦でも5勝を挙げ、3年秋の近大との2回戦では関西学生リーグ史上2人目となる完全試合を達成しています。
山本隆広投手が好成績を挙げる要因となったのは、関大OBの山口高志氏の指導が大きいようですね。
剛速球投手として阪急(現オリックス)で活躍し、阪神の投手コーチも務めたOBの山口高志氏が昨年から野球部アドバイザリースタッフに就任。
左足を上げたときに体が反って開く癖を指導してもらい、右打者の外角へ力強いボールが投げられるようになった。
出典 https://www.daily.co.jp/(2017.10/2)
しかし、4年春のリーグ戦は右肘の剥離骨折のため、ベンチ外!
山本隆広投手は、手術をしないで保存療法で治すことにしたようです。
その後、山本隆広投手は秋のリーグ戦初戦の京大戦に登板し8回1失点の好投、その後も試合をまとめる投球をしています。
山本隆広投手は小柄ながら、上から投げ下ろす威力十分な最速150キロの速球に、スライダー、チェンジアップなどの変化球を持つ右腕投手です。
山本隆広投手の動画はコチラ
山本隆広投手のスカウト評
阪神の畑山俊二チーフアマスカウト(2017 11/11)
「指にかかった時の直球は素晴らしいものがあるし、体は小さいけど馬力もある」
阪神・畑山チーフスカウト(3/28付)
「気持ちが強くてプロ向きなピッチャー。この1年の上積みが楽しみですね」
最後に
山本隆広投手は、9月15日にプロ志望届を提出しました。
小柄なピッチャーですが、気持ちが強いピッチャーなので、スカウトからの評価も高いようです。
ドラフトでは中位ぐらいで指名されると思います。