史上初の2度目の春夏連覇を狙う大阪桐蔭高校には、柿木蓮投手と根尾昂投手、横川凱投手の盤石の投手陣がいます。
でも、横川凱投手は、柿木蓮投手と根尾昂投手と比べると、地味な印象はぬぐえません。
完成度の差なんでしょうかね。
今回は大阪桐蔭高校の背番号10番・横川凱投手に注目しました。
横川凱投手のプロフィール
横川凱(よこがわ かい)投手は 2000年8月30日生まれの17歳の投手。
身長190㎝、体重84㎏、左投左打。
滋賀県米原市出身。
米原市立柏原小学校3年生の時に、JBC山東で、投手と内野手として野球を始め、米原市立大東中学校時代は湖北ボーイズでプレーしていました。
中学校3年生には、NOMOベースボールクラブの「ジュニアオールジャパン」に根尾昂選手らと選出され、アメリカ遠征を経験しています。
中学校卒業後は、大阪桐蔭高校に進学し、1年秋からベンチ入り。
大阪大会2回戦の和泉高校との試合ではリリーフで登板し、2回無失点のデビューを飾っています。
しかし、左肩痛の影響により、2年春の選抜大会では、2回戦の静岡高校戦に先発しましたが、打者6人に3安打1四球の5失点で1回途中降板という結果に終わり、辛い甲子園デビューとなってしまいました。
また、大阪桐蔭高校の投手陣が層が厚いことから、2年夏の甲子園では登板できませんでした。
その後、2年秋からは徐々に登板数が増え始め、秋季近畿大会準々決勝では近大附属高校相手に7回4安打1失点と好投しています。
西谷監督は「横川は持っている力のまだ半分くらい。眠っている部分を出させたい」と貪欲に語った。
出典 サンスポ
3年春の選抜では2回戦の伊万里高校戦で2番手に登板し2回2安打1失点、準々決勝の花巻東高校戦で2番手で登板し3回1安打無失点の成績を残しています。
横川凱投手は身長190㎝の長身から投げ下ろす最速144キロの速球に加え、スライダー、カーブ、チェンジアップの変化球を織り交ぜ、コンビネーションで勝負するタイプのピッチャーです。
柿木蓮投手と根尾昂投手の影に隠れていますが、その潜在能力に期待するスカウトもいるそうです。
横川凱投手の動画はコチラ
横川凱投手のスカウト評
DeNA・吉田スカウト部長(4/9付)
「あれだけのサイズがあってもフォームがいい。体ができてくれば楽しみ」
巨人・渡辺政仁スカウト(10/25付)
「体格に恵まれた大型左腕。長身から投げ下ろす角度のあるストレートと、大きく曲がって落差があるカーブは魅力。今後の伸びしろもあり、将来の左の先発として期待。」
横川凱投手の父親は?
横川凱投手の父親の職業を調べてみましたが、不明でした。
分ったのは、横川凱投手の父親の身長が187㎝あるということだけでした。
やっぱり、横川凱投手が190㎝あるということは遺伝なんでしょうか
また、そのうちに、情報が出てくるかも知れませんね。
最後に
大阪桐蔭高校が史上初の2度目の春夏連覇を達成するためには、横川凱投手の力が不可欠です。
西谷監督が期待する潜在能力を開花させて、ドラフト評価を上げてほしいですね。
【追記】
横川凱投手は、巨人からドラフト4位で指名されました。
横川凱投手は、11月15日、大阪市内で契約金4000万円、年俸500万円で仮契約(金額は推定)しています。
背番号は62番に決定しました。
11月23日、東京ドームで行われた「ジャイアンツ・ファンフェスタ2018」でドラフト会議・育成ドラフト会議で指名された新人選手10人のお披露目がありました。
横川凱投手のコメント
「バッターに向かっていく気持ちを大事にしてやっていきたい」