故障しがちなところは気になるものの、最速150キロの速球を投げる右腕として、ドラフトでも注目されているのが、大阪大谷大学の米田知弘投手です。
近畿学生野球2部リーグ秋の大阪大学戦には、プロ6球団7人のスカウトが視察に訪れたようですね。
今回は、大阪大谷大学の米田知弘投手に注目してみました。
米田知弘投手のプロフィール
米田知弘(よねだ ともひろ)投手は和歌山県橋本市出身。
身長177㎝、体重77㎏、右投げ右打ち。
米田知弘投手は中学時代は橋本シニアに所属し、橋本高校に入学。
2年夏の和歌山大会は、1回戦の向陽高校戦に3番投手として出場し、投手として5回7安打3失点、打者として2打数ノーヒットの成績を残しましたが、相手投手に抑えられ、1対3で敗れています。
3年夏の和歌山大会は、1回戦の田辺工業高校戦に4番投手で出場し、投手としては3.2回8安打6失点、打者として4打数ノーヒットに終わり、初戦で敗退しています。
高校卒業後は近畿学生野球連盟2部リーグに所属する大阪大谷大学に進学し、1年春からリーグ戦に出場!
1年春・秋のリーグ戦で2部リーグながら、ベストナインに選出!
4年春のリーグ戦の神戸大学との入替戦では、1回戦に続いて2回戦に5番手で7回2死満塁の場面で登板しましたが、相手チームに決勝点を与えています。
今秋ドラフト指名候補で最速150キロを誇る大阪大谷大・米田知弘投手(4年=橋本)が8―6の7回無死一、二塁から5番手として登板し、3回3安打1失点。敗戦で対戦成績は1敗1分となり、連盟加盟後12年目で悲願の1部初昇格へ、後がない状況となった。
前日22日の1回戦に続いての登板。7回2死満塁から9番打者に同点の2点右前打を浴び、四球で再び2死満塁とすると、暴投で決勝点を与えた。右肘、肩の違和感などのため今月8日の大教大戦で復帰。今春初の連投に「多少、疲労はありましたが、それを言い訳にしてはダメ。明日も準備をしていきたい」と前を向いた。
出典 スポニチ
4年秋の2部リーグの大阪大学との開幕戦では、プロ6球団のスカウトの前で7回3安打7安打1失点の好投を披露しています。
米田知弘投手は、最速150キロの直球にスライダー、カーブ、フォークなどの変化球を織り交ぜる大学通算18勝(2部)のスリークォーター右腕。
米田知弘投手の動画はコチラ
米田知弘投手のスカウト評
中日・中田アマスカウトアドバイザー(2019/5/23付)
「万全なら、恐らくもっと(球速は)出る。馬力もあるし、秋に向けて大いに期待していい投手」
中日・中田アマスカウトアドバイザー(2019/9/4付)
「馬力がある。素材として面白い選手」
最後に
米田知弘投手は肘・肩の故障歴がありますが、馬力型の投手として注目されています。
ドラフト候補としては、下位あるいは育成指名といったところではないでしょうか。
4年秋に活躍して、評価を上げてほしいですね。