吉田力聖投手は、光泉高校に入ってから急成長している滋賀県を代表する投手!
練習試合で知り合った星稜高校の奥川恭伸投手も、「甘い球が少なく、スライダーの切れがよい」と吉田力聖投手のことを認めているようです。
今回は、光泉高校のドラフト候補・吉田力聖投手に注目しました。
吉田力聖投手のプロフィール
吉田力聖(よしだ りき)投手は、京都府向陽市出身。
身長178cm、体重81㎏、右投げ右打ち。
吉田力聖投手は向日市立第2向陽小学校1年から野球を始め、向日市立西ノ岡中学校では軟式野球部でプレー。
中学校卒業後は光泉高校に進学し、1年秋からベンチ入り。
2年春の滋賀大会では、背番号1番を付けましたが、初戦で八幡高校に敗れています。
2年夏の滋賀大会では、初戦で綾羽高校と対戦し、吉田力聖投手は先発して4回1失点と試合を作りましたが、相手投手陣に完封され、初戦で敗退しています。
2年生にしてエースとなった吉田だが、春、夏ともにチームは初戦敗退。公式戦で勝つことの難しさを痛感させられた。
「公式戦で勝てないのは悔しかったですし、春は背番号1を付けて1回戦で負けてしまったので、本当に背番号1の重さも感じました。マウンドに立つ以上はチームの責任を背負って投げるくらいの気持ちじゃないと勝てないのかなと改めて思いました」
出典 高校野球ドットコム
2年秋の滋賀大会では、3回戦で滋賀学園高校と対戦し、吉田力聖投手は9回13安打を打たれながら、要所を抑え1失点にとどめましたが、相手投手に完封され敗退しています。
「1点に抑えられたのは自信になりました。勝ち切れなかったのはチーム力もあると思うんですけど、個人的には1点に抑えられたのは大きかったです。冬を越して、もう一回滋賀学園にリベンジしたい気持ちがありましたし、強いチームと当たっても自分の球が負けないようにということを考えながら冬は過ごしていました」
出典 高校野球ドットコム
翌3年春の滋賀大会では、3回戦の近江兄弟社戦で自己最速タイの144キロをマークしましたが、4回4安打2四球4失点で降板しています。
3回までは1安打無失点に抑えていたが、4回に突然、崩れた。3月に痛めた右肘に違和感を訴え、4安打2四球で4失点。当初の予定は3回だったため、大事を取って、この回で降板した。
出典 スポーツ報知
吉田力聖投手は、最速144キロの速球にスライダーなどの変化球を織り交ぜる右腕投手。
バックスピンのかかったストレートは県内一との評判があります。
吉田力聖投手の動画はコチラ
吉田力聖投手のスカウト評
中日・中田アマスカウトアドバイザー(2019/7/11付)
「(最初は)投球練習不足によるもの。次のイニングには(球が)伸びており、将来性を感じさせる」
阪神・筒井スカウト(2019/7/11付)
「フォームが安定し、スピードガンでは140キロ台も出ていた。良い投手」
最後に
春に痛めた右肘の状態が心配ですが、吉田力聖投手は素材としては、かなり高い評価ができそうな投手。
夏の大会次第ですが、ドラフトでの評価も上がってくるのではないでしょうか。